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エベレスト 3D (Everest) 感想 IMAX3Dは、凍てつく世界への誘い

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オススメ度: ★★★☆


あらすじ



1996年、ニュージーランドのある会社が、エベレスト営業公募隊を募集した。

登山家のロブ・ホール(ジェイソン・クラーク)はプロの引率者として、世界中のアマチュア登山家と共に登頂を果たすというツアーへ参加することになる。

ロブの他にも、アメリカ人登山家のスコット・フィッシャー(ジェイク・ジレンホール)など複数のプロが参加し、それぞれの隊に分かれて山頂を目指す。

順調に見えた旅路であったが、山頂近くでは激しいブリザードが登山者たちを待ち受けていた...

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感想


1996年に実際に起きた大量遭難事故を映画化した今作。

IMAX×3Dの組み合わせがここまでうまく機能している作品は他にないのでは。
邦題には「3D」と銘打たれているのは自信の表れか、この「エベレスト 3D」は、観客である我々もまるで本当にエベレストの山頂に来たかのような、圧倒的な映像体験を味あわせてくれる作品に仕上がっています。

予告編のセリフにもある通り、人間の体は飛行機と同じ高度でまともに動けるようにはできていません。ましてやそれが山の中ともなれば、雪崩や強風なんかの自然災害は避けて通れないわけです。
それでもなぜ、巨額のお金を出し、自らの肉体を危険にさらしてまでも山に登るのか?

その理由は三者三様。
自分の子どもたちに、「どこにでもいる普通の男でも、不可能に近い夢を追えるということを見せたい」というシアトルの郵便配達員(ダグ・ハンセン[ジョン・ホークス])に、
家庭でトラブルを抱えているけれど、「山に来れば本当の自分に戻れる」というテキサスの男性ベック・ウェザーズ(ジョシュ・ブローリン)などなど、それぞれが複雑なバックグラウンドを抱えながら命がけのエベレスト登山に臨んでいます。

登場人物たちそれぞれのドラマを盛り上げるべく、登山に臨む彼らの家族、そして登山をサポートするコーディネーターたちの苦悩や奮闘も同時進行で描かれていきます。

主人公・ロブの奥さんジャン(キーラ・ナイトレイ。表情で語る演技が素晴らしかった!)に、夫との夫婦関係に悩むベックの妻・ピーチ(ロビン・ライト)。
そしてもう一人忘れちゃいけないのが、ベースキャンプに駐在してクライマーたちをサポートするヘレン・ウィルトン(エミリー・ワトソン)の存在感。クライマーたちの体調を心から心配しつつも決して感傷的になりすぎず、常に的確な判断を下す彼女の存在が物語をしっかり引っ張ってくれます。

けれどあまりにも登場人物が多すぎて、2時間という限られた時間の中で一人一人のドラマにいちいち感情移入していられない、というのがこの映画の弱点と言えるでしょうか。

あくまでもこの映画の真の主役は、舞台となっているエベレストの山々です。
さすがに高度14,000フィートを超えるベースキャンプ以上の場所での撮影は不可能だったようだし、そもそも登山シーンの多くはイタリアのドロミーティにて撮影されたそうな。

しかし、製作のクルーはエベレストの頂上がどんなところなのか、しっかりとその脚を踏み入れて確認をしに行った上でCGを作成したとのこと。

映像だけでは、雪山で凍えて動けなくなってしまうことの恐ろしさなんかはなかなか表現できないものですが、今作では映画館のちょっと効きすぎた冷房に、まるで本当に地吹雪の中にいるかのように客席を揺らす轟音、そして目の前に迫ってくる圧巻の3D映像というすべての要素がうまく混ざり合って、私たちを危険なエベレストの山頂へと誘ってくれます。

IMAX×3Dの組み合わせで観てこそ感動が何倍にも膨れ上がる作品です。
公開された暁には、お近くのIMAXシアターで、ぜひ。



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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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