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ファンタスティック・フォー (Fantastic Four) 感想

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オススメ度:

あらすじ:

物理学における天才的な才能を持った少年・リード(マイルズ・テラー)は、物質をテレポーテーションさせる装置の開発に没頭していたが、周囲からはバカにされるばかりで誰からも理解してもらえない。

ある日、車の廃棄場で開発に必要な部品を探していたリードは、その廃棄場の管理人の息子であるクラスメートのベン(ジェイミー・ベル)にその現場を見つかってしまう。

ベンを自分の研究室である自宅のガレージに招待した彼は、ついに物質のテレポーテーションの実験に成功。それ以来、リードとベンは相棒として、装置の完成を目指して共に研究を進めていくことになる。

そして月日は流れ7年後。
街の科学コンクールに物質転移装置を出店したリードたちは、彼らと同じように物質転移の研究をしているフランクリン・ストーム博士(レグ・E・キャシー)とその養女・スーザン(ケイト・マーラ)と出会う。

ストーム博士に誘われた彼らは、スーザンやその弟・ジョニー(マイケル・B・ジョーダン)と共に巨大な物質転移装置の開発を進めることになるのだが...

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本国アメリカでは既に酷評の嵐を巻き起こしているこの「ファンタスティック・フォー」の最新版リブートですが、もうそれはそれは。期待を全く裏切らないどころか、予想の遥か上を行ってくれました。

つまらなさの点において。

とりあえず、なんでこんなに話が進まないんですか?

天才少年のリードは、親友のベンと自己流で物質転移装置の開発をしていました。そしたらなんと偶然にも同じように、しかももっとビッグなスケールで装置の開発をしていたストーム博士と出会って、彼の研究グループに入れてもらえることになりました。

そこには事象のパターンを読み取れる不思議ちゃん・スーザンと、スピード狂の男の子・ジョニー、そして世捨て人っぽい引きこもり系科学者・ビクター(トビー・ケベル)がいました。

みんなで頑張って装置を完成させたんですが、そこにいきなり政府の人間がしゃしゃってきて、「これは俺たちがもらって戦争のために使ってやるぜ!」と言ってきました。

そうはさせるか! 俺たちが一番乗りで乗ってやるぜ! と酔っ払った勢いで装置に乗ってみたら、たどり着いたのは異次元空間の謎の星。そこで色々ヤバい目にあって、命からがら帰ってきたら、みんな超能力者になってました...

っていう、彼らが「ファンタスティック・フォー」になるまでの流れの時点で、既に1時間5分ほどが経過。

...はぁぁ!!?? 上映時間、1時間40分なんですけど...

しかしそこは「クロニクル」で望まぬ超能力を得た高校生たちの苦悩をうまく描いたジョシュ・トランク監督。キャラクターの描写に魅力があるんだよね? と思ったら、そんなことも全くありませんでした。

透明化能力を持つことになる不思議ちゃん・スーザンは最初はかなり無感情な感じで、他人に興味がない感じなのかな?と思いきや、途中から普通に仲間たちと超いい笑顔で談笑してたり、
あとは今回の悪役となる...映画を観たらもう彼が出てきた出てきた瞬間に悪者だとわかるはずなので言っちゃいますね、ビクターの描き方がまた適当なこと。

ビクターはスーザンのことが好きなんですが、そのスーザンがリードと仲良くなっていくのを、まるでストーカーかと思うほどの嫉妬の目で追い回しています。
もう最初っから明らかに性格悪くて、しかも元犯罪者。そして物語の途中でビクターが出会う悲劇を見れば、もう彼がどんな展開で悪役として戻ってくるかが手に取るようにわかります。

そして悪者となったビクターの行動原理がまた爆笑もので、例えばスーザンを寝取った(実際はそんな描写ないですけど)リードや、自分を置き去りにした元仲間たちへの復讐とか個人的な恨みが先行するのかと思いきや、宇宙人みたいなルックスになった彼が放った一言は、

「俺は悟った。 地球は滅ぼさんといかん。」

みたいな。

もう話があさっての方向を向きすぎてて笑うしかありませんでした。今までの話の流れなんだったんだよ! 今まで散々無駄にしてきた時間を返しておくれ! と叫びたくなりましたね。

この時点で1時間20分ほどが経過。
悪者になったビクターくんとファンタスティック・フォーが異次元の星でようやっとバトルを繰り広げるんですが、その舞台となるプラネット・ゼロのCGがまたとんでもなくチープ。

リードたちが足を踏み入れた瞬間に、「ああ、合成映像感丸出しすぎる...」と思わず顔を覆いたくなってしまうレベルで、今までどんな映画でもその圧倒的なCG技術とド派手なバトルで一定のクオリティを保ってきたマーベルスタジオがこんなものによくOKを出したな、とクレームの電話の一本も入れたくなること間違い無し。

そしてヒーロー映画の肝となるバトルシーンに割かれた時間は、わずか3分くらい。
冗談じゃないですよ。ほんとにそれくらいなんです。信じられますか? お前らはウルトラマンかよ、と突っ込みたくなりました。

しかもその開幕となる攻撃で、マイルズ・テラーが腕をびよーんと伸ばしてゆるーいパンチを繰り出した時には、笑いで思わず「ブォッフォ!」と声が漏れてしまいました。客席の後ろの方からも笑いの漏れる音が聞こえたてきたので、どうやら私の感覚がおかしいわけではなさそうでした。よかったよかった。

で、なんとか勝利した彼らは最後に自分たちの呼び名を決めることにします。
そのシーンがまたキツいですねえ。

リード「お前(ベン)、車庫からこんな大きな研究所に大出世だな」
ベン「まじファンタスティックだよな!」
リード「それ、もう一回言ってみ?」
ベン「ファンタスティック?」
リード「そうだよ! じゃあ俺たちの名前は...」

ぎゃあああああ!! それ以上は言わないでくれえええええ!! という観客の心の叫びを汲み取ってくれたかのように、そこでエンドロール突入。ああ、やめてよ...最後に観客の頭を恥ずかしさで爆発させる気だったんですか?

しかしエンドロールには嬉しいサプライズが。
マーベル映画の恒例として、エンドロールで"〜 will return (〜 は戻って来る)"と続編を予感させる表示が出るのですが、なんと! 今作には!! それがないっ!!!

最後の最後に気を利かせてくれてありがとう、マーベル!
リードくん、君は冒頭で「僕は将来、自分自身をテレポーテーションさせる最初の人間になりたい」と言ったけど、そのまま異次元空間に行って彷徨い続けていてください。私たちのためにも...



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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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