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I Love スヌーピー The Peanuts Movie 感想 君に届け。

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オススメ度: ★★★★


あらすじ


チャーリー・ブラウン(ノア・シュナップ)は何をやってもダメダメな男の子。

凧揚げは何回やっても失敗ばかり、野球はちっともうまくならないし、学校の友達からもいつもバカにされ、ついには愛犬のスヌーピー(ビル・メレンデス)にもからかわれるほどです。

そんな彼の通う学校に、赤い髪のとっても可愛い女の子(フランチェスカ・カパルディ)が転校してきます。
彼女にすっかり一目惚れしてしまったチャーリー・ブラウンは、学芸会で手品を披露すべく練習を頑張ったり、ダンスの練習をしたりと奮闘します。

果たして、チャーリー・ブラウンは、彼女のハートを射止めることができるのか...?

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感想


すみません、実は私、スヌーピーってアニメのキャラの一部だって全然知らなかった...
というかそもそも、チャーリー・ブラウンというキャラやあのイジワルっぽい女の子を含めたファミリーを総じて"The Peanuts"と呼ぶなんてのも全く知らなかったんですよ。ほんと無知ですみません。

しかしそんな私でも、この「I Love スヌーピー」を観た時には、「なんなんだよこれ」と心の中でツッコミながら終始笑顔で観られたし、
とっても優しい奇跡にあふれたラストシーンは、悔しいけど泣いてしまいましたよ!

物語の主人公チャーリー・ブラウンは、日本の「のび太くん」もビックリなくらいダメダメな男の子。
スポーツも勉強もダメ、物に触れば百発百中で破壊するし、学校のクラスメートのほとんどみんなからバカにされています。

そんな彼にとっても「ドラえもん」的存在が愛犬のスヌーピー。
スケートをすれば友達みんなを引っ張って華麗に氷上を踊り、タイプライターを手にすればオリジナルの物語を書き出したりと、犬離れした活躍を見せる彼(?)。

そんなスヌーピーは、時には背中を押したり、時にはダンスや手品の練習を手伝ったり、そして時にはからかったりしながらチャーリー・ブラウンと楽しい日々を送っています。

とにかく何をやってもダメなのに、諦めずにどんどん新しいことに挑戦しようと頑張り続けるチャーリー・ブラウンの姿には思わず自分の姿を重ねずにはいられないはずです。
幼少の頃からトロくてグズなダメ人間だと言われ続けた私は、ドジな彼の姿に笑いながらも、心の中ではついつい「頑張れ!」と熱くなっちゃったりしてました。

そんな彼は失敗を重ねながらも、常に正直で優しい心を持ち続けることで、次第に周囲のみんなからも認められるようになっていきます。
ユーモアたっぷりで、なおかつ優しさに溢れたこのお話は、子ども連れの家族だけでなく、大人だけで観に行っても「明日からまた頑張ろう」と素直な気持ちに戻れる素晴らしい映画だと思います。

半分手書きで半分CGのように見える独特の絵の作りも、物語に温かみを増してくれているように思えますね。

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ただ一つだけ言っておくことがあるとすれば、このお話は日本版の宣伝で謳われているような「チャーリー・ブラウンとスヌーピーの『絆』を描いた物語」ではないということでしょうか。

なんでもできちゃうスヌーピーはとっても自由で、予告編でスヌーピーが飛行機を操縦しているシーンも、劇中でスヌーピーが書いている空想の物語の中での話です。
確かに要所要所でスヌーピーはチャーリー・ブラウンの横にいて彼を慰めたり励ましたりしていますが、基本的に彼らの冒険の舞台は別々の場所で、あまり交わることはありません。

日本の映画の宣伝ってとりあえず「泣ける」を前面に押し出しとけば売れるだろうって考えが強すぎな気がするんですよね。
それで観に行った時に実際の内容と宣伝の間にギャップがあると、せっかくいい作品でも評価に影響が出ちゃったりすることもあるのでもっと正確に伝えた方がいいと思いますね。
いや、この映画は確かに実際に泣けるんですけれども。

あとは字幕版だろうが関係なくラストで流れる、日本の歌手・絢香による主題歌も若干映画の雰囲気とは違っちゃってるような...

予告編で言っているようなじんわりくる優しいドラマというよりは、どちらかと言えば個性豊かなキャラクターたちが重力を無視してハジけまくるドタバタコメディ色が強い作品だと思いますが、

対して絢香の歌う"A Song for You"はピアノを基調にした静かなサウンドに乗せて「どんな時でも/ きみの悲しみ 寂しさも/ 抱きしめるよ」と力強く歌い上げるバラードナンバーとなっています。

こちら↓


...いや、別に曲自体に文句があるわけじゃないんですよ。絢香、歌上手いですしね。デビューしたての頃、大ファンの友人に無理やり連れられていったライブで自分の方が感動しちゃった思い出もあるくらいですし。

だけどさ、映画の主題歌なんだから、雰囲気ってもんがあるでしょーが!
どうすんですか、「ギャラクシー街道」の主題歌がU2による反戦歌だったら! 逆に結構笑えますか、そうですか。

「アナと雪の女王」の日本語版サントラがメガヒットして以来、外国産の映画にはもれなく日本の歌手が歌うオリジナル主題歌をつけるのが慣例みたいになっちゃってますが、「アナ雪」が売れたのは世界的にヒットしたナンバーを自分たちも歌える言語で再構築してくれたからだぞ!

別にドリカムが「ライリー、ライリー、こっちむーいて」なんて恥ずかしい歌詞を歌ってるのを聴きたいわけじゃないし、チャーリー・ブラウンはガチな感じで悲しい子でも寂しい子でもないんだぞ!

ヒットしそうな映画に音楽も抱き合わせて売りたいのはわかるんですが、それぞれがひとつの芸術なんだから、リスペクトをもった使い方をしないと、せっかくいい曲でも不当な評価を得てしまうかもですよ!

特にこういうアニメ映画をわざわざ字幕版で観る人なんてのはオリジナルの雰囲気を味わいたいっていう人が多いんだろうから、音楽も変にいじらずオリジナルのままで流してほしいですね。日本語版の主題歌も聴きたくなったら吹き替え版も観に行くからさ。


...となんだか映画本編とは関係ない部分への文句が長くなってしまいましたが、映画本編は老若男女誰が観ても安心、笑って泣ける優しさに満ち溢れた、古き良きアニメ映画へのリスペクトが感じられる秀作です。

「スヌーピーは静止画でしか見たことありません!」っていう私みたいな方も、見た目に反して意外といたずら好きなスヌーピーのギャップに萌えるのも良いかもしれませんね!



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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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