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傷物語 〈I 鉄血篇〉 ちょっとネタバレ感想 我が名は、キスショット・アセロラオr(略

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オススメ度 ★★



あらすじ


高校2年生の阿良々木暦(神谷浩史)は、始業式の帰り道で成績優秀な同級生・羽川翼(堀江由衣)と出くわす。

今まで友達を作らなかった暦と、半ば強引に初めての友達となった羽川が彼に問う。

「阿良々木くんは、吸血鬼って、信じる?」

羽川の話によると、その吸血鬼というのは、長い金髪が目立つ、とても美しい女性の姿をしているのだという。

その夜、街を歩いていた暦は、地下鉄の入り口に大きな血痕があるのを見つける。

何かに導かれるようにして駅の奥底へと向かっていった暦が目にしたのは、両腕がもげ、血まみれになって倒れている、金髪の美しい女性。

そして彼女が口を開いた。
「我が名は、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼じゃ...」

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感想


また、なんの前情報も調べずに観に行っちゃったんです。
予告編を観て、「ああ、ちょっと面白そうかも」なんて思った。たったそれだけの理由で観に行ったこの「傷物語 〈I 鉄血篇〉」だったんですが...

すみません。予告編のラストで流れていた、「我が名は、キスショット・アセロラオr(略」っていう超〜中二病臭のするキャラ名を聞いた時点で気付くべきだったんですよね。
この映画は、そういうノリがむずかゆくてTVアニメをほとんど見ない、私みたいな人種とは相容れない作品だったんだということに。

聞いた話によると、この映画はテレビアニメから続く「〜物語」シリーズ3部作の中で、最も人気の高かった始まりの物語「傷物語」を3作に分けて劇場版アニメ化した作品なんだとか。

そのため、第1作目となるこの「鉄血篇」の上映時間はたったの64分。
短いと思うじゃないですか? その中でどこまで序盤の話をぎゅうぎゅうに詰め込んでいるのかな、とちょっと不安になったりもするじゃないですか?

しかし、そんな心配は無用でした。
蓋を開けてみればこの作品、よくもこれだけの内容の話で1時間もたせたな、と逆に驚いてしまうほど薄くて先の読める、大したことのないお話なのでございました。

物語は、一人の高校生風の男の子が謎の建物から脱出を試みるシーンから始まります。
息を切らしながら階段を登り、ようやく出口が...と思いきや、扉を開けた瞬間に男の子の体は炎に包まれ、目から鼻から日が噴き出してきます。

彼は悶え苦しみながらビルを飛び降り、その体は地面に叩きつけられた...のではなく突如飛翔をはじめ、ものすごい速度で飛んだ後ビルとビルの間に落ちます。
降る雨の助けも虚しく、意識を失っていく彼...

最初からイラストがとても個性的かつ美しく、作品の世界に惹きこまれてしまう...と思いきや、肝心の演出に緊迫感や迫力が乏しかったのが残念でした。
誰とも知れない謎の男の子が、日の光を浴びた瞬間に燃えちゃうんですよ!? なのになんでだろう。「ハァッ!?」じゃなくて「はぁ...」っていう微妙にため息にも似た声しか出てこなかったんですよね。

それはCG感全開の背景の中に2次元の手書きキャラを無理やり埋め込んじゃったようなデザインの不自然さのせいかもしれませんし、もしくはどこか他人事感の漂うカメラワークのせいだったのかもしれません。

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そして舞台は、普通の町へと移ります。
主人公の阿良々木暦くんは友達のいない高校生。ちなみに彼が友達を作らない理由は、「人間強度が下がるから」だそうです。友達がいると守らなければいけないものができる。ということは、自分の弱点が増える、ということなんだとか。ふーん。

そんな彼が始業式から帰っていると、突如可愛い顔をしたメガネっ娘が自慢の爆乳を振り回しながら現れ、声をかけてきます。

彼女の名は、羽川翼。
成績優秀で、学校で彼女の名を知らない者はいないほどの才女である彼女は、初めて話した暦くんにいきなり「ねえ、吸血鬼って信じる?」とか言っちゃうような電波少女でした。残念。

無理やり暦の携帯に自分の番号とアドレスを登録し、暦くんの初めての友達になった羽川さん。

家に帰った暦くんは、早川さんの爆乳と、風に吹かれて見えたパンツを思い出して性欲が爆発。
大人向けのおもちゃ屋さんに行って、大人な本を購入して家に帰ろうとするのですが...

その途中、地下鉄の入り口に血痕を発見。どういうわけかその元を突き止めようと、奥へと進んでいってしまいます。

最奥へ辿り着いた暦を待っていたのは、血にまみれてさらに濃くなった真っ赤なドレスに身を包んだブロンド美女。しかもこれまた爆乳です。あれですか、原作者かもしくは映画の制作陣はおっぱい星人ばっかりなんですか。

彼女は、自称「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」キスショ...ああもう長い! 書くの疲れるから、彼女の名前は割愛します。

そんな彼女は、長い事血を吸えていないせいで死にかけちゃってるんだとか。

ここで不思議だったのは、あんなに大きな街の、エスカレーターが4列もあるような地下鉄の駅なのに、主要人物以外の一般人が一人もいなかったことですね。電車も車も走ってる描写があるのに。
キスショットちゃんがあんな目立つところで死にかけてたら、大変な騒ぎになってそうなものなんですが、まあそれはあれですね。そういう「作風」って事ですよね。わかります。

で、キスショットちゃんは暦くんに「我を助けさせてやる。血をよこせ」と高飛車に迫ります。
しかし、吸血鬼に血を吸われたら死ぬ事なんでわかりきっています。

暦くんは当然その場を逃げ出します。
その瞬間、死をリアルに感じ始めたキスショットちゃんは「助けて...くれないの...?」「いやあああ!!!! ごべんなざいぃぃ!!! ごべん゛だざぁ゛ぃぃぃ...!! (血涙)」と、それまでの女王様モードはどこ行った?? というくらい弱々しく命乞いをします。あんたの人格どうなってんだよ。

それを見た暦くんがどうするか...もうお分かりですよね。
自らの命を差し出すことを覚悟でキスショットちゃんを助けることにした彼は、その爆乳に顔をうずめながら、短い人生に終止符を打ったのでした...

その後の展開は劇場でご覧あれ。でも、あの傑作「魔法少女まどか☆マギカ」の制作会社シャフトが担当しているのだからと期待したアクションシーンも大した見せ場はなく終わりましたし、ギャグシーンも必然性や笑える要素の欠片もないものばかりでした。

というか、事あるごとに挿入されてた暦くんの思考?? それともなんかのシステム?? みたいな"Noir"っていう言葉に始まるカットインには何の意味があったんでしょうか。今後の作品でその謎は明らかになっていくのでしょうかね。いや、ただの時間稼ぎ? それとも意味不明な演出を含めれば深みが生まれるかもしれないという希望なのでしょうか。

とりあえず、本当に序章の序章という感じの「鉄血篇」を観ただけでは何をしたい話なのか、というかこのシリーズの魅力がほとんど伝わってきませんでした。

次回作以降では驚きと感動に満ち溢れた展開が待ち受けているのか、それともそこに待っているのは性欲をそそる爆乳と幼女だけなのか!? 期待して待つことにいたしましょう。



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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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