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SHERLOCK / シャーロック 忌まわしき花嫁 (SHERLOCK: The Abominable Bride) 感想 その頭脳は時代を超えて。

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オススメ度 ★★★(?)



あらすじ


1895年の冬。
ヴィクトリア朝末期のロンドンにおいて、奇妙な事件が起きた。

エミリア・リコレッティ(ナターシャ・オキーフ)という花嫁が、「お前か!」という謎の言葉を連呼しながら街中で銃を乱射した挙句、最期には自身の頭を撃ち抜いて自殺。

それだけでも奇妙な話だが、事件はそれだけでは終わらなかった。

その日の夜、エミリアの夫・トーマスの前に、数時間前に自殺したはずのエミリアがが古いウェディングドレスを身につけて現れ、「なぜ私がここにいると思う? ショットガン・パーティをするためよ!」と言ってトーマスを殺害。
彼女の頭には確かに銃で撃ち抜いた跡があり、トーマスを殺害したのはエミリア本人であることに間違いがなさそうだ。

しかし、死人が生き返り、殺人を犯すなどということが、本当に起こり得るのだろうか?

この不可解な事件に、イギリスいちの名探偵シャーロック・ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)と、作家の相棒ジョン・ワトソン(マーティン・フリーマン)が挑むこととなる。

果たして、エミリアの亡霊の正体とは?
謎が謎を呼ぶ怪事件の裏には、さらに大きな陰謀が渦巻いていた...

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感想


いやー、これは本当に申し訳ない!

この「SHERLOCK 忌まわしき花嫁」が大ヒットテレビシリーズの続きもの、っていうか本国イギリスでは2016年の元日にテレビスペシャルとして放映されたものを日本では劇場公開したものだった、っていう事実を今作鑑賞の前日まで全く知らなかったもので、
正直、話が全くわかりませんでした。

今作のお話は、おなじみシャーロック・ホームズとワトソン君に扮したベネディクト・カンバーバッチ様マーティ・フリーマンの超豪華コンビが、ヴィクトリア時代のロンドンで起きた不可解な事件に挑む...というシンプルなもの。

死んだはずの花嫁の亡霊が生き返り、次々と男性を殺害していくという連続殺人事件の裏に隠された陰謀を暴くべく、
まるで精密機械のように無表情のまま、早口で自身の推理をまくしたてるホームズと、どこか頼りなさげなワトソン君の凸凹コンビの掛け合いは見ているだけでも楽しくなってくるし、

さすがは英国アカデミー賞を12部門も受賞したテレビドラマだけあって、推理パートと事件の再現パートがテンポよく混じり合う演出はお見事。まるでホームズの脳内に推理が浮かび上がってくる様子をリアルタイムに眺めているような視覚効果が素敵です。

何気ないセリフのひとつひとつにも細かいユーモアが散りばめられていて大いに笑えるし、さすが現在ハリウッドで引っ張りだこの2人は、鋭く個性的な演技が光っています。

確かに映像そのものはテレビドラマっぽい部分も見受けられ(当然ですが)ますが、それでも演出のどこを見ていてもハイレベル。さすがは人気のテレビドラマだけあるなあ、なんて感心していたのですが...

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やっぱりシリーズ初見の人には厳しすぎる展開が続きます。

特に事件が解決に向かっていく後半、今回の事件がシャーロック・ホームズの宿命のライバルである「あの人」に関係しているということが明らかになっていくのですが、この映画を観ただけじゃあ、なんでこの事件と彼が繋がっているのかさっぱりわからない!

それどころか、なんだか突然舞台が1895年から現代にジャンプしてきちゃって、実は今回のお話は、現代のホームズが見ていた夢だった! っていう唐突な夢オチ展開にも全くついていくことができませんでした。
だって私、もはやテレビシリーズの方がホームズのお話の舞台を現代に移したお話なんだ、ってことすら知りませんでしたからね。

冒頭で一応シーズン3までのあらすじをさらっと流してくれたんですが、どんな話か少しでも汲み取ってやろうと食い入るように見つめてみたんですが、それでも「はぁ??」ってなってしまうくらいざっくり、というかとりあえず名シーンっぽいもの集めてみました、という申し訳程度のあらすじで、全然理解できなくて残念でした。私に理解力がないだけという可能性も99.999%。

そんなこんなで、今回に限っては、この映画が本当に面白いのかどうなのかを判断することができませんでした。なのでオススメ度は、★3つの後ろにハテナマークをつけさせていただいてます。
演出や俳優陣の演技は間違いなく素晴らしかったんですけどね。テレビシリーズも見てみたくなりました。

...ということで今回のレビューはここまでなんですが、最後にびっくりしちゃった点を一つ。

カンバーバッチ様演じるホームズが、かなりオープンなドラッグ依存症だったことです。コカインやらモルヒネやらを打ってから瞑想状態に入り、三日三晩も飲まず食わずのままトリップして事件の真相へ迫っていく...という推理シーンが逆に斬新でした。

私は原作のホームズを知らないのでアレなんですが、やっぱり小説でもドラッグの力を借りて推理してたんですかね?
ホームズの周りの人たちはドラッグの乱用を止めはするものの、作品としての雰囲気としてドラッグの使用自体をそこまで強く否定する流れではなかったところは、日本では考えられないなあと妙に感心。

日本じゃ一回覚せい剤やってるのがバレたら、まるで人殺しレベルのビッグニュースとして追われ続けるんですけどね。
この辺は国民の中でのドラッグに対する意識の違いなのかなあ...なんて思ったり。

そういうわけで、シリーズを全く知らない私にはわからない点や伝えきれない魅力もたくさんあったことと思いますが、
ファンの皆さんへの配慮はバッチリ! この映画には、ファンサービスがたっぷり付随してきます。
入場者プレゼントでもらえるポストカードに始まり、本編上映前に監督がセットへのこだわりを語ってくれたり、本編終了後にも出演者たちへのインタビュー映像含むメイキングシーンが流れたりなど、ドラマシリーズを追いかけてきた人にはたまらない(であろう)特典が盛りだくさん!

シリーズファンなら見逃す手はない作品であることは間違いないでしょう。

映画やドラマはいつも家でDVD鑑賞する派。映画館なんて滅多に行かないよ...という皆さん! これはビッグなチャンスです!
この「忌まわしき花嫁」を見るべくぜひ劇場へ足を運んで、映画館で作品を鑑賞することの魅力に目覚めちゃってください!

そしたらどんどんハマっちゃって、最後には3日に一度は映画館に行かないと気が済まない体になっちゃうかもしれませんよ...ふっふっふ...(暗黒微笑)



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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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