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ビリギャル 感想

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オススメ度: ★★★☆

あらすじ:

現在高校二年生の工藤さやか(有村架純)は,人生に目標もなく友達と朝から晩まで遊び呆ける日々を送って
おり,学校の教師たちからは「人間のクズ」とまで呼ばれていた。
そして遂には喫煙がバレて無期停学処分に。

そんな彼女を見かねた母のあかり(吉田羊)は,彼女にある個人塾へ行くよう提案する。

いやいやながらに塾へ向かう彼女を待っていたのは,真面目でお人よしな塾講師の坪田(伊藤淳史)

彼はさやかと勉強するための目標について話し合うと,結局イケメンが多そうだからというだけの理由で慶応義塾大学を目指すことに。

こうして,中学校入学から一切勉強をしてこなかったという筋金入りのギャルとお人よしの塾講師の二人三脚が始まったのだが...

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そもそも「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」というタイトルを大々的に掲げているという時点でこれ以上のネタバレはこの世に存在しないわけで,

観る前から結末のわかっている映画をどうやって盛り上げるんだろう...なんていう,本編とは別のところに興味を抱いて観に行ったこの映画。

いやいや,なかなかにやってくれるではありませんか。

「いま、会いにゆきます」などで知られる土井裕泰が送る「大学受験」をテーマにした今作は,
熱血なスポ根でも甘ったるいラブコメでもなく,今を頑張る全ての人たちへエールを送る優しいヒューマンドラマに仕上がっています。

「星守る犬」などを手がけた橋本裕志による脚本は,
最初は人生に目標を持てずにいたさやかが家庭内での問題や友人たちとの関わりを通じて段々と変わっていく様子をテンポ良く,また誰が見ても納得出来るわかりやすさで描いていて,完全なギャルだったさやかが坪田先生に対して敬語を使うようになる流れもスーッと自然に入ってきます。
そしてそれをドラマチックにするために安易なラブロマンスを放り込んでこなかったりしたのも好印象。

「慶応大学に現役合格」するまでの過程にあるドラマにスポットを当てて描くことで,結末をわかっているはずなのにさやかの合格発表では思わずドキドキしてしまったり,合格がわかった時には涙してしまう。

巷では「さやかは元々進学校で,頭は良かった」とか「さやかが合格した学部は英語と小論文だけなのでそこまでの劇的な学力改善は必要なかった」とか話題になっていますが,この映画を観ればそんなものは取るに足らないノイズであると気づかされます。

そんな,まるで魔法のかかったような脚本には,素直に拍手を送りたい,ところですが...

唯一惜しい!と思ったところは,現実にあった話をテーマにしている割には,登場人物たちのセリフが少しわざとらしすぎるというか,自然さが薄かったこと。

確かに坪井先生役の伊藤淳史の人の良さそうな雰囲気も,さやか役の有村架純の純粋でまっすぐな役柄もぴったりとハマっていて,配役は良かったように見えたんですが,最初の2人のやり取りはちょっとわざとらしさが目立ったかな
?
もしかすると有村架純は,正直ちょっと「ギャル」って感じじゃなかったのかも。最初のギャルな感じから段々と一途に目標に向かう純粋な女の子に変わっていく様はすっごく似合ってたんですけどね。

しかし俳優陣の熱演と非常に完成度の高いシナリオ運びは,そんな欠点すら気にならないほど作品世界に夢中にさせてくれます。1時間50分という時間があっという間に感じられるほど。

そしてシナリオだけでなく,エンディングでサンボマスターの歌を口パクする有村架純の可愛さは必見。

壁にぶち当たってもう諦めたいと思っているあなた! この映画のポジティブなメッセージと,そして有村架純のキュートな笑顔をぜひ観に行って,明日への活力をもらいましょう!

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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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