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デッドプール (Deadpool) ネタバレあり感想 正義の味方じゃないヒーロー。

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オススメ度 ★★★★



あらすじ


タクシーの後部座席で退屈そうにしている、不可思議な赤いスーツを身に纏った男。
彼の名はデッドプール(ライアン・レイノルズ)
運転手の青年に品のないギャグを連発する彼の目的は、彼の顔を醜く変えてしまった憎き仇・フランシス(エド・スクライン)に復讐をし、フランシスに誘拐された元ガールフレンドのヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)を取り戻すことだ。

そもそもどうしてそんな事態になってしまったのか?
それを説明するには、デッドプールの過去の話まで遡らないといけない。

デッドプールの本当の名前は、ウェイド・ウィルソン。
以前は優秀な特殊部隊の傭兵として活躍していたが、今は悪者を気まぐれに痛めつけては金を稼いでいた。
すっかり正義のヒーロー気取りの彼は、恋人のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)との結婚も決まり幸福の絶頂にあった。

しかし、人生というのはままならないもの。
ヴァネッサと家で楽しく過ごし、さあこれからは夜のお楽しみを...と思っていた時、ウェイドは突然倒れてしまう。

病院送りとなった彼は、なんと末期ガンだと診断されてしまう。
とある組織にガンを根治できると聞いたウェイドは、彼らに同行して人体実験を受けることを決めるのだが...

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感想


そもそも、いつからヒーローは正義の味方でなきゃいけなかったんでしたっけ?
だって映画に出てくるヒーローたちってすごいじゃないですか。地球を滅亡させんとする宇宙からの侵略者を撃退する人類の味方、みたいな。あんまりに自分の生きる世界とかけ離れすぎちゃってて。

「ヒーロー」っていう単語を辞書で引いてみたら、
1 敬慕の的となる人物。英雄。「国民的―」
2 劇・小説などの、男の主人公。⇔ヒロイン。


って書いてあったんですよ。「正義の味方」っていうのは単語の意味そのものには含まれていないんですね。つまりは男性でかつ主人公であればいいわけで。

だから私、1人くらいは自分の私怨のために悪い奴らをぶっ飛ばす、ちょっと親しみやすい感じのヒーローがいてもいいんじゃないかなって思ってたんです。

そんなところに颯爽と現れ、世界中で話題の的となったお方がいました。
それが今作の主人公・デッドプール

7年前の「ウルヴァリン」では悪役として登場した彼がなんと主役の座を射止めちゃったになっちゃった今作は、赤いスーツに身を包んだデッドプールさんが情け容赦なく悪人たちに暴力ふるいまくり。
しかもそれをジョークとして笑い飛ばしてしまうという、ヒーロー映画としては考えられない斬新な作品となっているのです。

この映画、冒頭の時点からとにかくふざけまくりです。
ちょっとおセンチなBGMが流れる中、007シリーズみたいなかっこいい雰囲気のオープニングムービーが流れ出すのですが、
そこに出てくる簡易クレジットがもうね。

映画の概要を"Some Douchebag's Film(なんかうざい奴の映画)"とか、登場人物を"Hot Chick(セクシーな女の子)"とか"A British Villain(イギリス人の悪役)"ってすげー適当に言っちゃったり、しまいには監督のことを"An Overpaid Tool(金もらいすぎな道具)"ってもはや物扱いしちゃったりしてますからね。

その時点でこの映画がまじめなスーパーヒーロー映画ではないことはお察し頂けるんじゃないかと思うんですが...

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とんでもなく笑えるオープニングムービーが終わったら本編スタート。

この映画はデッドプールことウェイド・ウィルソンさんがいかにして特殊部隊の構成員から傭兵になって、傭兵から人体実験の被験者になって、最終的にデッドプールになる過程を描いた始まりの物語なんですが...

あれ、冒頭の時点でデッドプールになってないですか!?
そうなんです、この映画、デッドプールが悪者に復讐をしに行くところから物語が始まり、その過程の要所要所でデッドプール本人が観客に直接「どうしてこうなったか?」を語ってくれるという形で進んでいくんです。

デッドプールが私たちに最初に話しかけてくれる内容から既にお下劣です。
「俺が自分の映画を持つために誰のタマを追いかけたかわかるかな?」っていうとんでもない下ネタをぶっこんでくるんですけど、実際誰のタマを追っかけたと思います? その答えは劇場でご確認くださいませ。

でも彼もずっと私たちに話しかけ続けているほど暇じゃありません。
彼だってヒーロー。悪い奴をやっつけに行かなければ。

彼が追っているのはフランシス(エド・スクライン)という男みたい。
その手下たちが乗っている車を急襲した彼は、たった12発の銃弾で敵を全滅させることにチャレンジします。

この辺りの迫力はさすがマーベル。
スローモーションを多用しつつもスピード感もしっかり出せているし、何より不謹慎なジョークを連発しながら軽快に敵を惨殺していくデッドプールを見ているのが楽しくてたまらなくなるんです。

でも、正義のヒーローであるデッドプールさんを期待してきた美女の皆さんは、彼が背中に刺している二本の剣で串刺しにした時点でちょっと疑問に思うはず。

「私の彼氏、この映画はスーパーヒーロー映画だって言ってたはずなのに、この赤いスーツの人、相手の男の人をケバブ状態にしちゃってますけど!?」

彼はそのセリフに続けて、「俺はスーパーではあるけど、ヒーローなんかじゃないよ」とか言っちゃいます。
ええ、あんたヒーローじゃなかったんかい! じゃあこの映画なんなのよ!

「これって厳密に言えば殺人なんだけど、でも最高のラブストーリーって殺人から始まるもんじゃん? そう、これもラブストーリーなんだよ。」

まじか...じゃあこの映画のどこがどうラブストーリーで、なんでこんな赤いスーツに身を包んで殺人を犯しまくらなきゃならないのか、本人の口から語って頂こうじゃありませんか。

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以前は優秀な特殊部隊の構成員として活躍していたデッドプールことウェイド・ウィルソンは、今は傭兵として悪人を痛めつけることで生計を立てていました。
ストリッパーの恋人ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)との結婚も決まり、人生の絶頂にいた彼ですが、そこに悲劇が。

ヴァネッサとさあ夜のお楽しみを...と思って服を脱いだ直後、ウェイドは突如として意識を失ってしまいます。
病院送りになった彼に下された診察結果は、なんと末期ガン。せっかくこれから幸せな人生が始まるんだと思ったのに...

この2人のカップルがまたキュートでチャーミングなんですよねえ...
ガンが発覚した直後の2人の会話とか、完全に泣けるじゃないですか。

「俺のこと覚えてて欲しいんだ」というウェイドに対して、「私は『私たち2人』のことを覚えてたいの」っていうところなんてもう感動的ですよね。
なんとか治してあげられないんだろうか...なんて私たちまで悲しい気持ちになってきちゃうんですが。

そんな彼の元に、驚きすぎるおいしい話が。
行きつけのバーにウェイドを尾行して来ていた謎の男性の話によると、彼の組織の人体実験に参加すると、ガンを治療できるだけではなく、スーパーヒーローとしての力を授けてくれる、というのです。

生き延びるためにその実験の被験者となることを決めたウェイドでしたが、待っていたのは期待していたような結果ではありませんでした。

実験を終えた彼が自分の顔を見てみると、まるで「もっと古いアボカドとセックスをした後のアボカド」みたいな醜い顔に変わってしまっていたではありませんか!

この顔のせいでヴァネッサとはもう会うことができず、一気に人生のどん底に落とされてしまった彼は、実験の責任者であったフランシスに復讐を誓った、というわけです。

ということで、最初の展開に戻るわけです。
デッドプールとなった彼は、コロッサス(ステファン・カピチッチ)とネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブラント)という2人のX-Menの協力を得てフランシスのアジトへと向かうわけです。

こんな個人的な復讐に、正義の味方であるX-Menが協力してくれるなんてありがたいですよね。
デッドプールは「こんな大きい家なのにお前ら2人しかいないって、スタジオは金がなかったのか」とメタいギャグを言ってたりもしますけども。

今作の監督を務めたティム・ミラー監督は今作が初めての単独監督作品。
それもあってか、若干同じことに繰り返しで退屈しちゃうシーンもあったりはしますが、それでもこの映画が驚くほど楽しんで見られます。

それも、2010年にピープル誌によって「最もセクシーな男性」に選ばれたこともあるライアン・レイノルズの魅力によるところが大きいでしょうね。

世紀のイケメンだからなのか、超下劣な下ネタも、なんでか彼が口にするとねっとりした汚らしさを感じないですね。
すごくさっぱりした笑えるジョークに聞こえるんですよ。ここまでのハマり役もなかなかないんじゃないでしょうか。

そんなこんなで世界に旋風を巻き起こしたデッドプールは、ここ日本でも人気を獲得できるのか!?

清純なふりして実はお下劣系ギャグが大好きな皆さん、やらしい人だと思われずに汚ねえギャグを楽しめるこの映画、けっこう貴重な機会かもしれませんよ...



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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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