春のヘッドフォン祭 2016に(ちょこっと)行ってきたよ

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みなさんどうもこんにちは!
初対面の人と会話する時に発することのできる単語は「そうなんですか」「そうなんですね」という、語尾一文字だけが違う2つのみ。

限界のコミュ症・管理人のUCです。

ということで今年も行って参りました。
フジヤエービックさんが主催する、日本のポータブルオーディオ界最大級のイベント、

春のヘッドフォン祭 2016!!

毎年2回開催され、世界各国のメーカーが新商品を発表したり、未発表の新商品を持ち寄ったりするこのイベント。

参加者のみなさんコミュ力が高いのか、メーカーさんに自分の感想だったり、「こんな新商品欲しいよね〜」とかを長々と語ってたりしてすげえなあ、と思いながら黙ってきいてスッと会場から消えるっていうのが私の恒例行事になってます。
一緒に行ってくれる人もいないもんでねえ、ええ(血涙)

今回は仕事終わりに行ってきたので、閉館前の1時間弱くらいしかいられませんでしたが、
もともとからしてカスタムIEMにしか興味のない私は、そんな短い時間でも聴きたかったものをだいたい聴くことができました。

ということで今回も、カスタムIEM寄りな私の雑感を軽〜く述べていこうと思います。最後までお付き合いいただけたらこれ幸い。

では早速会場入り!

中野サンプラザ

会場はいつもの中野サンプラザ。
今回は6、11、13〜15階でしたっけ。

では、私が回ったブースを、Twitterでつぶやいた感想とともにご紹介していきます!

Astell & Kern


ハイレゾDAPで大人気のAKのブースでは、AKシリーズの新作DAPだったり、アメリカのカスタムIEMメーカー・JH Audioとのコラボ商品を展示してました。

AK300 :

AK300.jpg

AKシリーズの最新作・AK300が展示されてました。
ボディの大きさは、上位の姉妹機たちと同じ感じ。液晶は4インチなのでわりと大きめです。

でも、AK380/320と比べてかなり軽く感じたのはなんででしょう? 素材? それとも中身?

上位機種たちと違ってAK4490が一個だけ入っているシングルDAC。
容量も64GBと控えめ(控えめなのか?)になったエントリー機みたいです。

音について...
私は2年前くらいに出た機種のAK240っていうのを使ってるんですが、音の濃密さでいうとAK300は薄味な感じです。
でもAK3xxシリーズに共通する音場の広さはしっかりあって、空間の広さはAK240より全然ある気がします。

これで$899MSRPなんですって。上位機種と共通のアクセサリーも使えてこれならけっこういいんじゃないでしょうか。
約100,000円するものを「エントリー機」と呼んでいいかはさておいて。


JH Audio Siren Series Rosie :

Rosie.jpg

現在となってはすっかりおなじみなマルチBA構成の生みの親(らしい)Jerry Harveyのブランド・JH AudioとAstell&Kernがコラボしたユニバーサルイヤホンの最新作・Rosie

「マツコの知らない世界」で紹介されたことでわりと世間に知られた感もある超★高級イヤホンの「Layla」(片耳ごとに12個のスピーカーが入ってて、30万円超えてんですよ。すごくないですか?)と同じシリーズのイヤホンで、低域の量を調整できるのが最大の特徴です。

私はLaylaとその妹・Roxanneの音が曇ってるし高域が荒くて痛いしあまり好きじゃなかったんですが、
Rosieの一個上のAngieっていう子がちゃんと高域も中域も透明感があっていいなあ、と思ってたので、つまりはドライバが減れば減るほど良くなるんだ! と信じていたんですよ。

だからこのRosieにはすごーーーく期待してたんです。
最近カスタムIEMの方でも更新された、名機JH 13proの第二世のユニバーサル版だとかも聞いてましたしね!
さてさて、どんな音なのか...



おい!! どうなってんだよ!!

こ、高域が全然聞こえない...
ていうか全体的に音が潰れてない? 低域の量がマックスに設定されてるとかじゃあ...って思って、低域の量を一番少なくしても、結局高域が出てくることはありませんでした。

中域は確かに甘みもあって粒立ちも良くてけっこうよかったんですけど、こんなに高域が出てないとは。

うん、これはないな。私的には。残念。



FitEar



日本のカスタムIEMメーカーとしては最大手のFitEarさん。
普段はそこまで注目してなかったんですけど、今回の祭りにおいては最大の目的となってました。その理由は後ほど...


FitEar Air :

FitEar Air

FitEar初、BA×ダイナミックドライバーのハイブリッド機種。
去年くらいからあった気がしますが、実際に聞くのはこの日が初めてでした。
さてさて、音の方はいかがかしら...



...ってな感じで、全体に残響が多い感じの透き通った音で、名物社長の身体よろしく肉付きの良い...
じゃなくて! 肉厚な感じの音が特徴だと思ってたこれまでのFitEarサウンドとは違ったベクトルの音でした。
あ、美少女キャラがイメージキャラになってるAyaちゃんとかもこんな感じでしたっけ?

低域も多めでインパクトも強い感じ。この辺はさすがダイナミック。
中〜高域の質感と低域の質感に違いがあるので若干違和感も隠せない感じの音でしたが、私はわりと好きでした。


MH334 Studio Reference :

MH334SR2.jpg

今回の最大の目的はこれ!
現行の人気モデルの一つ、MH334の高域のレンジ拡大、中低域の解像度を改善したというブラッシュアップ...というよりも、現行のMH334をすでに所有している人限定のアップグレードサービス・Studio Referenceを聴きに来たんですよ! (以下MH334SR)

私自身MH334を所有しているんですが、なんだか抜けきらないハイミッド〜ハイ、やたら濃くて近くて圧力を感じる中〜低域...と、確かにいい音なのはわかるんですが、なんとなく好みからは外れていたために、

手持ちで一番高いのに、一番使用頻度が低いカスタム

という不名誉な称号を欲しいがままにしていたんですね。
ところがどっこい! 今回のアップグレードでは、一番物足りないと思っていた高域が改善されるというではありませんか!
装着感と遮音性は最高なんだし、音がもっと好みに近づけば文句はない! このアップグレードには期待するしかないじゃない!

ということで、早速聴いてみますよ...



...あれ、そこまで変わってない??

なんだろう...もっとフラットな音に変わってるのかと思いきや、やっぱり中〜低域寄りのバランスはそのまんま。
確かに高域のレンジは伸びて、超高域まで聞こえるようにはなってました。でも、量が増えたとか抜けが良くなった、っていうわけでもなかったかな?
あと、音が全体的に太くて近いのもそのまんまだったような気がします。

劇的な変化! っていうよりは、今のMH334の特徴を残したままブラッシュアップした、という感じですかね。
しかし、現行のMH334よりは間違いなく好み!

今回は会場で先行受注をやってたみたいなので、私も早速申し込んできちゃいました。
申し込みってことは、その場で支払ってくのかな? と思ったら、そういうわけでもないみたいでした。
以下、中の人に聞いたアップグレードサービスの流れ...



ってな感じで、支払いはあとみたいですね。
順番が来たらメールでご連絡を頂けるんだとか。連絡くるのが楽しみ! アップグレードが完了したら、レビューも書きますね!

ayaじゃがりこ

MH334SRを申し込んだ人には、Ayaちゃんのデザインが入ったオリジナルデザインのじゃがりこを配ってたみたいです。
明太子味かサラダだったっけ? 私は迷わずサラダを頂きました。



Just ear



お次はソニーのエンジニアさんが社内でオリジナルブランドを立ち上げちゃった(らしい)、国産カスタムIEMブランドのJust Ear。
実はなにげに初試聴でした。これもけっこう楽しみだったブランドの一つです。

JustEarアンケート

試聴列に並んでいる間に、タブレットを渡されて、どんな音楽をどんな環境で聴いているのかなどの簡単な質問に答えるアンケートに協力してくださいとのこと。

タブレットを起動してみると、なんか恋愛シュミレーションゲームみたいな流れでお話が進んでいきました。
で、上のところまでたどり着くと登場するのがメーカーを立ち上げた松尾伴大さん。

...なんか超イケメンに描かれてない? これもし自分でもデザイン確認してOK出してるんならきついわぁ...
って思ったら、近くにいたご本人が甘〜い感じのイケメンでした。ゆ、許す!

アンケートも終了したら、早速試聴開始!

JustEar.jpg

Just earには最初から音決めをされているXJE-MH2シリーズの3モデルと、
松尾さんと直接会話しながらオリジナルの音を作っていくXJE-MH1というモデルがあります。

さすがにMH1の方は試聴しようもないので、今回はMH2の3モデルを試聴!

モニター:
MH2の中で一番味付けの少ない機種らしいです。
全体的に上ずった音で、低域がかなり少なめ。高域もレンジが広いというよりはキツかったです。
バランスは高域>中域>>低域みたいな。ヴォーカルとかもちょっと遠目だった?
高域さえ聞ければ...って方ならいいのかしら? 私はちょっとないかなぁ...


リスニング:
ポップスなど広範囲の音楽に向いた、その名の通りリスニング向けの機種だそうで。
モニターよりもちょっと低域が増えたかな、という感じ。中域と高域の質感はあまり変わってなかったです。バランスとしては、高域寄りのドンシャリ?
低域が増えた分モニターよりは音量を下げても満足感が高かったので、相対的に高域はきつくなくなったような気がします。
多分、モニターに単純に低域足しました、みたいに聞こえたんですけどどうですかね?


クラブ:
低域マシマシ、クラブミュージック向けの機種。
うん、これは好み! 低域が他の2機種よりも多いんですが、かなりタイトでインパクト強め。
しかし低音が他の帯域を邪魔してないので、リスニングやモニターで感じたような音のクリアさはそのまま残ってるっていう。
こっちは完全にドンシャリ。けっこう好み。自分がいつか買うことがあるならこれかな。

で、お次はメーカーの1周年を記念して、今回の祭限定で準備してきたという新製品、Goddess Bless Youを試聴させていただきました。下の写真じゃ見づらいかもですが、フェイスプレートに「1」の刻印がありますね。
「女神の吐息」的な意味の名前の通り、お客さんから要望の多い女性ヴォーカルにフォーカスした機種になってるんですって。

Goddess Bless You :

Goddess Bless You

他の機種がドンシャリなのに対して、この機種はかなりフラット。
女性ヴォーカルにフォーカスしたというのだからもっとかまぼこ(中域が前に出てくること)な音を予想してたんですが、ヴォーカルの音も意外とあっさりさばいてる感じでした。

他の機種と比べて中域が出てる分、音場の広さと透明感は他の機種に譲る感じかな。
でも、一番聴き疲れしなさそうなフラットさだったのでこれもいいかも。もう手に入らないけど。



...ということで、私が1時間弱で回れたのはここまで! いかがだったでしょうか?
本当はMixWaveのブースでUnique Melodyの新作もいろいろ聴きたかったですし、モデルを一新したというくみたてLabのカスタムも聴きたかったんですが、いかんせん時間がなく。

しっかし、さっきのJust earアンケートもFitEarのキャラクターたちも、祭のいたるところでフューチャーされてたアニソンの話とか、最近のポータブルオーディオ界はアニメとかゲームとか、そういう方向にどんどん進んでて怖い...っていうか、そういうのに興味のない私のような人にとってはどんどん入りづらい世界になってしまってるような気がしてならないのは気のせいですか。
Just earの新機種でフューチャーされてる「女性ヴォーカル」っていうのも、つまりはアニソンのことでしょうしね。

確かにポータブルオーディオに入れ込んでて高級な機種にどんどんお金を落としてくれるのはアニソンをもっといい音で聴きたい! っていう人が多いだろうことは祭の会場にいた方々を見ていても見て取れることだし、つまりそこの層にアピールすることが売り上げアップに直結してるっていうのもすごくわかるから仕方ないことなんですけど...って、完全に貧乏人の僻み&愚痴になってますかね。すみません。

何はともあれ、次回の祭は秋!
その時にはしっかり休みをとって、1日かけて回れるようにしたいところです!

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