シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (Captain America: Civil War) 極力ネタバレなし感想 戦う意味。

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オススメ度 ★★★★



あらすじ


アベンジャーズのリーダーとなったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)は、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)をはじめとした仲間たちとともに持ち前の正義感で世界中を飛び回って悪と戦っていた。

しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが、世界に甚大な被害を及ぼしたことが問題視され始める。
悪を倒すためといって好き勝手に暴れまわる彼らが、むしろ世界にとっての脅威となっているのではないかというのだ。

さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。

緊急招集されたアベンジャーズは、この決定を受け入れるか否かの会議を行う。

アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。

アベンジャーズはキャプテンの意見に賛成するチームとスタークに賛成するチームに分かれ、亀裂は深まっていくばかり。

しかしその裏では、キャプテンの親友であるウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)をめぐる巨大な陰謀が動き始めていた...

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感想


みんな大好きマーベル・ユニバースですが、拡大しすぎちゃってヒーローのインフレが起きちゃってる気がしませんか? お前らはAKB48かよ、っつって。

増えすぎちゃったヒーローたちですが、こんなに多くのヒーローが集まってひとりの悪役を倒すって...さすがにマンネリになってきちゃうんじゃないの?

その打開策として提示されたのが今作「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
たくさんのスーパーヒーローたちが2つのチームに分かれ、それぞれの信念のために今まで見せたことのない必殺技まで豪華に披露して戦っちゃうよ、という、それぞれのヒーローの個性を殺さずに戦える素晴らしいアイデアに基づいて制作された作品なのです。

物語の始まりは、いつものように悪の手先をやっつけに向かうヒーローたちのイケてるアクションシーンから!

リーダーのキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)を始めとするヒーロー集団「アベンジャーズ」の面々は、それぞれの特殊能力と冴え渡るチームプレイで、次々と悪者たちをやっつけていきます。

冒頭のアクションシーンのスピード感、臨場感はさすがマーベル。もうね、ここからアドレナリン出まくりですよね。
キャップの盾が飛び交う中、アベンジャーズ第二作から新登場したスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)が超能力でサポートを出したり...絶対リアルなわけなんてないのに、「ああ〜私にも能力があったら...」と中学生の気分に戻させてくれるんですよ。うーん、ロマン!

あれ、やっぱアベンジャーズのみんな、かっこいいじゃん!
じゃあ彼らがなんで戦わなければいけないの? ってちょっと気になりますよね。

みなさん、これも最近公開された「バットマン vs スーパーマン」って観に行きました? あれって、強大すぎる力を持ったスーパーマンの活動が、逆に世界に損害を与えてるんじゃないの、っていうところに同じくスーパーヒーローのバットマンとか、別の悪の黒幕とかが食いついていくっていう話なんですけど。

今作も基本的には同じ話。

これまで超人的な力を駆使して、何度も宇宙からの侵略者だったり暴走人工知能だったりという悪人を懲らしめてきたアベンジャーズの面々ですが、善良な一般市民からすれば、
「そもそもお前らがいなけりゃ悪い奴らは攻めてきたりしないんじゃねーの?」
「ていうかお前らが敵を倒すために積み上げてる瓦礫の下にはどれだけの一般人が下敷きになってると思うわけ?」

つまりはもう、アベンジャーズこそが我々の恐怖を生み出している元凶なんじゃないんですか、となってくるわけです。

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世界中から上がるアベンジャーズへの非難の声を受けて、アベンジャーズは緊急招集されます。

そこで提案されたのは、アベンジャーズを国連の監視下において、今までのような自由な活動をできないように制限するということでした。つまりは、強大な力はTPOをわきまえて使いましょう、というわけですね。

その提案に対して、アベンジャーズのリーダーであり、ヒーローたちの中でも一番強い正義感を持つキャップは徹底的に反対の構えを見せます。
だって僕たちが世界を守らなきゃ、誰が戦ってくれるというんだい!

それに対し、普段はクールでおちゃらけたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は国連の提案を受け入れる姿勢を見せます。

そりゃそうです。スタークがアイアンマンになろうと思ったのは、自分の会社で作っていた兵器が悪の組織に使われ、罪のない人々を傷つけていることを知ったとことからの罪滅ぼしでしたもんねえ。

もともとは親友であった彼らですが、この意見の対立をきっかけに溝が深まっていきます。

それは他のアベンジャーズたちも同じ。自分たちの力が人々を傷つけていることに恐怖を覚える者や、能力は使われるべき時にだけ使われるべきだと考える者はスタークに賛成し、
逆にその力を理解しつつも、それでも世界のために戦い続けるべきだと信じる者たちはキャップに賛成。

ここでアベンジャーズが2つのチームに分かれて対立するようになったというわけですね。
「バットマン vs スーパーマン」では最後の方になるとだんだんこのテーマが曖昧になってたような気がするんですが、今作では首尾一貫してアベンジャーズ対立の理由と経緯、その結末を丁寧に描いていたのが好印象ですね。途中で「あれ、こいつら何で戦ってるんだっけ?」とはならなかったというか。

特にヒーローたちが一堂に会して衝突する飛行場での戦闘シーンはたまりませんね。
すでに予告編で登場が知られている新スパイダーマン、そして昨年映画化された世界最小ヒーローのアントマン(ポール・ラッド)を含めたスーパーヒーローたちがそれぞれの能力を存分に発揮するどころか、
「あんたそんな能力持ってたんかい!」という必殺技を披露してくれたりと、ファンでなくとも思わず気持ちが高まってきてしまうこと間違いなし!

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しかしこういうお話だと、「あれ、タイトルは『キャプテン・アメリカ』になってるけど、どう見ても『アベンジャーズ』の三作目として扱った方が自然じゃない?」と思う方もいるかもしれません。

しかしご安心を。この物語はしっかり「キャプテン・アメリカ」のお話になっているので。
というのも、キャップの前作のタイトルにもなったスーパーヒーローのウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)のこと、覚えてます?

今作のキーパーソンとなるのは、実は彼です。
前作の事件を終えてからは悪事に手をかすことをやめ、身を潜めていた彼ですが、とある人物の陰謀によって彼がテロ事件の犯人であるかのように仕立て上げられてしまいます。

果たしてその人物の目的は一体なんなのか...という部分がアベンジャーズの運命を大きく動かしていくことになるんですが、そこの部分には絶対言及しないようにしておこうと思います。

というか今作には、予告編では明かされてなかった新ヒーローも参戦してきて、彼が今作第二のキーパーソンと言ってもおかしくないレベルの活躍を見せてくれるんですが、皆さんにはそのヒーローが一体誰なのかも知らない状態で劇場に足を運んでいただきたいんです。

だって私が思うこの映画の最大の魅力は「サプライズ」だから。

今はTwitterを見れば鑑賞前の映画の情報とかネタバレだってなんでも入ってきちゃうけど、ちょっと待ってくださいよ。
映画を観ることの楽しみの一つって、予想もできなかったことが目の前で起きる、現実ではありえないことが起こるっていう「驚き」も一つの魅力だったじゃありませんか。

今作に潜む真の敵は一体誰なのか? アベンジャーズが本当に見つめ直さなければならない事実とは一体なんなのか?
人によっては「結局話が進まなかったじゃねーか!」と思う方もいるかもしれない今作ですが、私の中ではかなり核心に迫った作品になったのではないかなあ、と思います。

とにかくサプライズに次ぐサプライズが続く今作、本編開始直前に「本編終了後にも映像が流れます」という注意書きも出ますが、本当にラストまで必見ですよ!
ボーナス映像が流れた直後に劇場にあふれた

「お前かよ」

という声を私は忘れない(忘れない)



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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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