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スノーホワイト/氷の王国 (The Huntsman: Winter's War) ほんのりネタバレあり感想 最後に愛は勝つ。

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オススメ度 ★★



あらすじ


邪悪な女王ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)は、かつて魔法の鏡を使って一つの王国を支配しようとしたが、真の女王・スノーホワイトの手によってその野望は打ち砕かれ、その命を落とした。

その事件からずっと昔の話。

野心を胸に王国を支配していたラヴェンナだったが、その傍らには妹・フレイヤ(エミリー・ブラント)の姿があった。

フレイヤには不倫の関係ではあったものの愛する人がおり、彼との間にできた子どもも出産していた。
ラヴェンナの制止も聞かず駆け落ちを決めたフレイヤだったが、そこで悲劇が起こる。

駆け落ちをするはずだった相手の男性が、フレイヤとの子どもを、部屋ごと焼き払ってしまったのだ。

その事件をきっかけに心を閉ざしてしまったフレイヤは、氷を自在に操る魔力に目覚める。
そして姉の元を離れ、北の地で新たな氷の王国を築く。

フレイヤは、さまざまな場所から子どもをさらい、愛することを禁ずるということを国の掟をと定めた。

子どもたちは恐ろしい訓練を強いられ、最強の軍隊として育っていった。

そこで育った最強の戦士であるエリック(クリス・ヘムズワース)サラ(ジェシカ・チャステイン)は、だんだんとお互いに惹かれあっていった...

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感想


クリス・ヘムズワースにシャーリーズ・セロン。新キャストとしてエミリー・ブラントにジェシカ・チャステイン...

こんなに華も実力もある俳優さんたちを集めてダークマターを作るなんて逆に難しそうなものなんですが、この映画はなんと奇跡的にそれを実現させてくれちゃいました。

「白雪姫」の物語をダークなファンタジーアクションとして蘇らせた前作「スノーホワイト」の続編となる「氷の王国」は、展開は読めるわ、そのくせ無駄な要素が多すぎて「こいつらそもそも何で出てきた?」っていうキャラばっかりだわの、何で製作しようと思ったのかすらわからない作品になってしまっているのです。

いや、まあまあ前作は良しとしましょうよ。
白雪姫が悪の女王ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)をやっつけて女王に君臨する...っていうのは、まあダークファンタジー系で王道な「戦うお姫様」をやりたかったんだろうなあ、っていうのがよくわかったので。

で、その続編となる今作は、前作の数十年前から物語がスタートします。
あのラヴェンナには実はフレイヤ(エミリー・ブラント)という妹がいた、というお話です。

ラヴェンナとは対照的に純粋で心やさしいフレイヤは、大絶賛恋愛中。しかも早いことに、相手の男性との子どもまでいるという、本気の恋だったのです。

しかし相手には奥さんも子どももいるという不倫の恋...ラヴェンナはフレイヤに、「相手はあなたのことなんて捨ててしまうわよ」と助言をします。

しかし、恋に溺れたフレイヤにそんな言葉は届くはずもありません。
ある日、彼からの手紙をきっかけとして、駆け落ちを決めるフレイヤ。しかし、彼女の進む道はうまくいくはずもなく...

駆け落ちの決行日、なんとラヴェンナの部屋が突然炎に包まれます。部屋には子どもといるというのに!
いったいどうしてこんなことに、と急いで部屋に駆けつけたフレイヤが目にしたものは、煤だらけの体で「他に選択肢がなかったんだ」と言い訳をする、駆け落ちするはずだった男性の姿。

絶望したフレイヤは氷の魔力に目覚め、愛していたはずの男性を氷漬けにし、一瞬で殺害してしまいます。
ここでフレイヤは、人を信じてはいけないだと気づくわけなんですが...

いやー、攻めてますよねえ、ここの脚本。

え、何がって?
いやだなあ、決まってるじゃないですか。

今作の邦題には「スノーホワイト」と付いているので、「白雪姫」のシリーズであることを匂わせているんですが、ところがどっこい。
前作で白雪姫を演じたクリステン・スチュワートは1分たりとも出てきません(後ろ姿だけ出てきますが、多分クリステン・スチュワート本人ではないでしょう)。

実は今作の撮影前、前作の監督で妻子持ちのルパート・サンダースとクリステン・スチュワートが不倫をしていたことが発覚したせいで監督は交代、作品そのものも、原題では"The Huntsman"がメインタイトルになっているように、白雪姫から主役も交代になっているわけなんですね。

「不倫をするとろくなことにならないよ」っていうのは明らかに彼女たちに向けた皮肉っていうか、スタッフ陣の怒りが出ちゃってますよね。いやあ、辛辣だわー。

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人を信じてはいけないのだと学んだフレイヤは、ラヴェンナの元を去り、自身の王国を築きます。
簡単!! 王国ってそんな簡単に作れるもんなのか!? ...ま、まあそこは置いときましょうか...

魔法で氷の城を築き上げたフレイヤは、周囲一帯の緑の地を、まるで彼女の心のように氷に閉ざされた不毛の地に変えてしまったのです。

あれ? この設定、どこかで...
そうだ、そうだよ! 日本のみんなもとっても大好き、「ア◯雪」のまんまじゃねーかよ!!
今作でのフレイヤさんは「レリゴー、レリゴー」と歌いながら優雅に城を築いていったりはしないですが、もはやこれは「◯ナ雪」のリメイク作品だったっけ? と思わずチケットを確認してしまいたくなること必至です。

しかし、この作品はあくまでダークファンタジー。
フレイヤはエルサよりももっと過激な思想の持ち主なのでした。

フレイヤは各地から子どもたちを誘拐してきては、彼らを「愛という幻想から救い出す」という目的のもと、「誰かを愛することを禁ずる」という国の唯一の掟に従い、
世界中の子どもたちを救うべく、さらってきた子どもたちを「ハンツマン」という最強の兵隊に育て上げ、他国への侵略を繰り返します。

そこで育ったのが、前作にも登場したエリック(クリス・ヘムズワース)です。
ハンツマンの中でも最強の戦士として育ったエリックは、フレイヤからも目をかけられて育てられた存在でした。

そんな彼には気になるお相手が。
エリックと同じく実力を持ったサラ(ジェシカ・チャステイン)です。

こんなシチュエーションで、ライバルの男女が外の世界から隔離されて育ったらどうなるか...皆さんならもうお分かりですよね?
国の掟に逆らって恋に落ちてしまった彼らは、昔のフレイヤと同じように駆け落ちを決めます。

私がこの世で最も好きな女優のひとりであるジェシカ・チャステイン(ザ・ヘルプでの感動的な演技は一生忘れない)の演技が卓越しすぎてて、クリス・ヘムズワースすら存在感を若干奪われてしまってた感が拭えなかったのが残念かもしれませんね。
まあ、ジェシカ・チャステインもアクションシーンは若干鈍さが隠せませんでしたが。

しかし、そんなものは当然のようにうまくいくはずもなく。
魔法の力で彼らを監視していたフレイヤは、彼らの行動を先読みし、氷の魔法で彼らの道を完全に引き裂いてしまいます。

目の前で幼馴染にサラを殺されるところを目の当たりにしてしまったエリックは、失意のままにボコボコにされ、谷に置き去りにされてしまったのでした。

でも、エリックとサラが愛を育む過程の描写は皆無なので、あんまり見ているこっちも盛り上がりませんね。
描かれるのは壁ドンからのキスと、温泉セッ◯スくらいのもので。

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時は移って7年後。
ラヴェンナをやっつけたエリックは再び旅をしていましたが、そこにとんでもないニュースが入ってきます。
なんとラヴェンナの死を知ったフレイヤが、魔法の鏡を奪おうと動き出したというではありませんか。

そこからはなんやかんやあってサラと再会を果たしたエリックが、宿敵であるフレイヤをやっつけるために氷の王国へ向かう、という感じで物語が進んでいきます。

エリックとサラがお互いに生まれた誤解を解きながら愛を取り戻していく...というのがメインで見せたいストーリーだというのはわかるんですが、残念ながらそれもイマイチ盛り上がりに欠けるので、
ニオン(ニック・フロスト)グリフ(ロブ・ブライドン)という2人のドワーフたちをギャグ要員として引き連れて行くことになります。

しかし彼らのギャグも、「ドワーフの女性はみんなブスだ」みたいな、ちょっとお下劣で時々不快な悪口が多めに入っていたり、純粋なギャグシーンもあんまり笑えません。
しかも彼らはただのギャグ要員なので、戦いのシーンなどではほとんど役に立ちません。途中から本気で「こいつら、そもそも何で登場してきたの?」という疑問が頭から離れなくなってしまうほどなのです。

ラスト、フレイヤの城へたどり着いたエリックたちは、魔法の鏡を取り戻すべくフレイヤに最後の戦いを挑みます。

でも、やり方はかなりねじ曲がっているとはいえ、「自分の受けた悲しみを、もう世界中の子どもたちが味わうことのないように」という思想に則って行動していたフレイヤさんがどうしようもない悪人のまま終わると思います?

ていうかそもそも、その悲しみの元凶となった事件、本当に不倫男が引き起こしたものだと思います?
多分、最初のシーンを見た時点で大部分の人がラストの展開を予想できちゃうんじゃないのかな、というレベルに予定調和なクライマックスシーンは逆に驚きでした。

エミリー・ブラントにシャーリーズ・セロンという魅力あふれる2人が悪役として登場するというのに、シナリオの穴が気になりすぎて全然スリルを感じられませんでした。
ていうかフレイヤの衣装も城も、「アナ◯」のデザインと超★酷似してましたよね。天下のディズニーはあれでよく怒らんな。

とはいえ、誰も「レリゴー」を歌うことはないし、それに変わるほど魅力的な「何か」があるわけでもないこの映画、もしかしたら「実写版アナ雪が観られるのかも!」と期待して観に行っちゃう女子もいるかもしれないじゃないですか。

そんな人たちに忠告しておきましょう。この映画に期待を寄せて行くよりも、T◯UTAYAでDVDを借りて観ていた方が全然楽しいと思いますよ!



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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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2016/06/29 (Wed) 13:43

前作「スノーホワイト」を観た訳でもないのに、何故この作品を観ようと思ったのか…?私って実はクリス・ヘムズワース好きだったんだなぁ…いや、そんなはずは…、などとかなり自問自答しつつ鑑賞。どうしてこの作品を観に来たのだろう、という心の折り合いがつかず、そんな気持ちのままで観たせいかどうか、ぶっちゃけ大して面白くもなく。色んなことが色んなもののバクリのような。そもそも氷の女王の設定が、「ナルニア国...

ここなつ映画レビュー - http://tokokonats.exblog.jp/25676001
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