下半期も楽しくいきましょう。 2016年上半期の映画ワースト7を選んでみた。

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Bondi Beach 3

みなさんどうもこんにちは!
2016年も折り返し地点を越え、すっかり夏の暑さがやってきました。
道行く人は薄着になり、夜の街には酔っぱらいさんも増えてきた今、みなさん夏を満喫してますか?

私!? 7・8月が仕事の最繁忙期だもんで、
仕事が終わって帰宅⇒翌日の仕事が始まるまでのインターバルが10時間以下っていう日々を繰り返しておりますよ。
だーっはっはっはっは!!! ハァ...

そんな疲れる毎日に癒しを与えてくれるのは、やっぱり大好きな映画たちです。
すっごく面白くて心に深い感銘を与えてくれる作品があれば、一方でツッコミどころ満載、眠気を誘って別の意味での癒しを与えてくれる作品もあるわけで。

ということで今回は、2016年上半期に私が(映画館で)観た約80本の新作映画たちの中から、最も私の感性に合わなかった映画7本を選んでみました。

ちなみにベスト7本は以下の記事にて

上半期お疲れ。 2016年上半期の映画ベスト7を選んでみた。

今回もツッコミどころの玉手箱やぁ~(古)っと大きめの声で言いたくなってしまう映画たちが満載でお送りいたします!

それでは早速、行ってみましょー!





7位: フィフス・ウェイブ (The Fifth Wave)





本国アメリカではそこそこのヒットとなった、「ハンガー・ゲーム」「ダイバージェント」あたりの流れを汲んだヤングアダルト小説原作を実写化した「フィフス・ウェイブ」。

主演にはクロエ・グレース・モレッツという華やかさも実力も伴った最終兵器を投入したにもかかわらず、残念ながらプロットはガバガバ。

宇宙人による謎の攻撃に対し、大津波が来たら木に登って回避する主人公、
怪しすぎる謎の軍隊のいうことを簡単に鵜呑みにしてしまう大人たち、
そしてありがちすぎるラブロマンス要素...などなど、若者をターゲットにしているにしても設定が雑ではありませんか、と。

本国では評論家に酷評されながらも、興行成績の方はそこそこ成功しているので、おそらく続編もあるのでしょう。
こんなに続きが気にならない続きものも、なかなか珍しいな...







6位: 家族はつらいよ





古き良き日本人像を描き出したヒューマンドラマに定評のある山田洋次監督ですが、
自身の代表作「男はつらいよ」に引っ掛けたタイトルで、2016年にTHE★昭和な家庭像を蘇らせようとした今作「家族はつらいよ」を観る限り、彼の感性はだんだん時代遅れになりつつあるのではないか、と感じずにはいられません。

平然と靴下を脱ぎ散らかしては奥さんに片付けさせる夫たち、
奥さんよりも収入が低いことは恥だと決めつけている価値観に、
そんな男性たちに家庭でも敬語、プライドを傷つけないよう立てている女性たち...

女性に対して見た目をネタにする、とか以上に、社会的に下に見てしまっているというのを隠そうともしないこの感じは、フェミニズムが叫ばれる現代においてはどうなんでしょう。

日本の女性はもっと立ち上がって、文句の一つでもつけたほうがいいですよ、絶対。







5位: 64 -ロクヨン- 前編後編





配給側が自ら
「映画史に残る傑作の誕生」
なんていう自信満々な売り文句をポスターにはっつけちゃった今作「64」は、さすがは映画史に残る傑作。
その壮大さゆえに前編・後編の2本に分けるしかなかった

...のかと思いきや、なんと前編は、物語の核となる「ロクヨン」事件にほぼ全く関係のない内容。
っていうか前後編合わせて240分ほどある上映時間のうちの、60分くらいを見れば事件の起承転結を全て理解できてしまうという、無駄なシーンばかりの退屈な作品となってしまっているのです。

じゃあ他の無駄な時間は何をしているのっていうと、本筋とはほとんど関係ないマスコミとの喧嘩や、警察内部での権力争いをめぐってギャーギャー大声で怒鳴りあっているシーンが延々と続いています。
いやあ、ほんとなんだったんだろ、この話。







4位: X-ミッション (Point Break)





「エクストリームスポーツ」と呼ばれる危険なスポーツに挑む自分たちの映像を公開していたYouTuberの主人公が、相棒の死をきっかけにFBIに入り、昔の自分と同じようにエクストリームスポーツに挑みながら大規模な犯罪を繰り返す集団を追う任務に就く...というのが今作「X-ミッション」のあらすじです。

ところが主人公が実際にやっているのは、捜査そっちのけで仲良くなったエクストリームスポーツ集団と遊び呆け(★費用はFBI負担★)、その集団に属していた美人と付き合い始め、

挙げ句の果てには、その集団が自分の眼の前で犯罪を犯して初めて「お前だったんだな、今までの事件は全部!!」という衝撃の一言を言い放つという恐ろしさ。今まで気づいてなかったんかい!!

FBIは、犯罪者を追っかける前に内部から経費を食い散らかして遊ぶ奴から片付けた方が良かったと思うんだ。







3位: 人生の約束





富山は新湊、町の伝統を守りながら懸命に生きる人々の姿を描いたヒューマンドラマ。
これだけ聞くと、ローカルな匂いの出たリアルで面白そうな映画じゃないか、と思うじゃないですか?

だけど残念。
この「人生の約束」は、演者たちのせいではないのかもしれませんが、クサい演出が延々と続き、しかもスポンサーとなっているであろう企業による宣伝がこれでもかというほどに挿入された、
「リアル」という言葉からはかけ離れた作品となってしまっているのです。

不自然でわざとらしい演出が凝縮されているのは、竹野内豊vs江口洋介の殴り合いのシーンですね。
だって効果音が...どう好意的に捉えたって後付けな、「ブシッッッ!!」っていう音が大きめの音量で流れるんですよ。あんなん、今時こども向けのテレビアニメでも使ってないって。







2位: 女が眠る時





2016年最大の"What the F*** Movie"現る。
舞台はとあるリゾートホテル。休暇に来ていたスランプ真っ盛りの作家の心は、謎めいたカップルに出会うことによって大きくかき乱されていく...っていうあらすじなんですが、

「何か意味ありげなんですよ~」「ここ、深いですよ~」と言いたげな演出が多いのですが、正直ただただ意味がわからない。
最初のセリフが後に生きてくることも特にないし、唐突で意味不明な展開が延々と続いていくので、もはや理解しようという行為はおそらくこの映画を観る上でやってはいけない行為なんだろう、とラストに近づいていくにつれて徐々に思い知らされていくというのが悲しいです。







1位: エヴェレスト 神々の山嶺





いちいち大仰なリアクション、
ひとつのクサいセリフを複数のキャラクターで完成させていくような恥ずかしさ、自然さの欠片も感じられないプロット運び。

とにかく日本の映画のダメなところ凝縮したような演出がぎっしり詰まったのが今作「エヴェレスト 神々の山嶺」です。

寒さではなく、エヴェレストの恐怖にわざとらしすぎるほど手を震わせ、死後にはなんとテレパシー能力を手に入れる阿部寛、

思ったことは全て叫びます! 「俺に取り憑け」岡田准一の2人、ほんとはいい俳優さんたちのはずなのに、今作では完全に笑いのネタにされちゃってます。

そんな2人を見守る尾野真千子は、エヴェレストに向かって「なんでこんな目に遭わなければならないんですか!」と怒りをぶつけますが、

それは映画を観ているこっちが叫びたいセリフだわ!!

しかし、(ある意味)今年公開されたどの映画よりも大きな笑いを届けてくれる作品でもあります。

乗るしかない、このビッグウェーブ。

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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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