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グランド・イリュージョン 見破られたトリック (Now You See Me 2) ちょっとネタバレ感想 見えますね?

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オススメ度 ★★



あらすじ


マジックの力で異世界にはびこる悪を倒す!
正義のマジシャン集団、フォー・ホースメンは、今や世界でも有名なヒーローとなっていた。

しかし、彼らを束ねる秘密結社「アイ」は彼らに1年間も潜伏を命じたまま。
正義のヒーローとはいえ、彼らも観衆の目にさらされてこそ生きがいを感じるマジシャン。

リーダーのアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、「アイ」のリーダーと特別にコンタクトを取り、直談判へ向かったのだった...

その後、フォー・ホースメンに新たなミッションが言い渡される。
巨大IT企業の新製品発表会において、その企業が個人情報を意図的に流出させるなどの悪行を働いているところを暴露するというものだ。

準備は完璧。さあ、ショーの始まり!

しかし、そこに何者かの邪魔が入ったことにより、彼らのイリュージョンは失敗に終わる。
その裏で手引きをしているのは、ウォルター(ダニエル・ラドクリフ)という天才ハイテクエンジニアだというのだが...

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感想


マジックって面白いですよね。

誰でも一度は、「自分に魔法の力があったら...」なんて恥ずかしいことを考えたこともあると思うんですが、
目の前でそれが叶っていくような感覚を味わえるのがマジックだと思うんです。マジックを見たときの、「すげー、どうやってやったの!?」という驚きは何にも変えられない楽しみじゃないですか。

でも、そのタネが明かされた時、「おお、すげー!」じゃなく、「ちょ、え、ハァ!!??」みたいな反応しかできないものだったらちょっとがっかりじゃないですか?
何が言いたいかって、この「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」を見た時の私の反応がそれだったものですから。

この作品は前作の大ヒットを受けて製作された続編で、実は私、前作を見た段階で「これはダメだろー」と思っていたら、意外や意外、世間の反応はよくて大ヒットしちゃっててびっくりしたのを覚えております。

何がアレだったかって、大掛かりなイリュージョンのトリックそのもののタネも無理やり...って言うか結局現実的に実現不可能なSF要素が入っっちゃってたり、何よりエフェクトやらCGやらで何でもできちゃう映画の世界ではあんまりびっくりできませんでしたよ...
っていう元も子もない、っていうかそんな穿ったものの見方しかできないならそもそも観るなよっていう感想を持っちゃったのが私のダメなところなんですけど。

で、前作の大ヒットを受けて製作されただけに、全てのスケールを大幅アップ、上映時間も延長させて製作された今作「見破られたトリック」ですが、前作以上にアンリアル感もスケールアップ!

世界を裏側から操る天才エンジニアを敵に据え、「科学 vs マジック」 という、前作以上の強敵との戦いを描いた壮大な物語になっているんですが...

前作での一件を乗り越え、もはや世界的な人気者となっている正義のマジシャン集団、フォー・ホースメン。
マジックを使って悪を裁く彼らを裏で操るのは、秘密結社「アイ」。

「アイ」は彼らに一年間もの潜伏を命じ、しかもなんのミッションに使うのかすらわからないマジックの練習をさせていたのでした。

マジシャンは観衆の目線を浴びてこその職業。「アイ」のボスとの直接のコンタクトを唯一許されたリーダーのアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、「アイ」に不満をぶつけるべく地下にある秘密の部屋へと向かいます。

その少し後、「アイ」はエージェントのディラン(マーク・ラファロ)を通して、彼らに新たなミッションを命じます。

かねてよりのメンバーであるメリット・マッキニー(ウディ・ハレルソン)ジャック・ワイルダー(デイヴ・フランコ)、そして新たな女性メンバーであるルーラ(リジー・キャプラン)を迎え、新生ホースメンは悪を倒しに向かいます。

今回の敵は、個人情報を意図的に流出させるなどの悪行を働いているIT企業の社長。個人情報って。現代的な悪役ですね。
そいつをあっと言わせてやるべく、ホースメンはそれぞれのマジックを駆使し、最高のショーを行うための舞台を整えていきます。

この辺りのスピード感とマジックの連発は素直に爽快で気持ちいいですね。目的がようわからん、ルーラの腕キリショーとかもありましたが。目を引くためですか?

そしてショーの準備は整いました。あとは悪徳企業の社長の悪行を、世間の目を引く舞台で暴露してやるだけ!

...と思いきや、そこに思わぬ邪魔が入ります。
なんと製品発表会用のモニターが突然動き出し、ホースメンの正体、そしてディランがFBIでスパイ活動をしているということを、逆に暴露されてしまうのです。

こらあかんわと、ホースメンは屋上へと逃げ出し、脱出用のダクトシュートへと逃げ込みます。
その先には逃走用のトラックが待っているはずが、彼らが降りたったのは...

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そう、目を開けてみるとそこは、なんと中国はマカオの大衆食堂!
ホースメンはいきなり、ダクトシュートから一瞬にしてマカオに移動させられてしまったのでした!

彼らをマカオへ連れてきたのは、先のIT社長、そして何よりホースメンに恨みを抱いている天才エンジニアのウォルター(ダニエル・ラドクリフ)と、マッキニーの双子の弟で、同じくメンタリストのチェイス。

ウォルターの目的は、ホースメンを使ってこの世のすべてのコンピュータにアクセスできるようになるチップを手に入れること。
彼はホースメンが一瞬でアメリカ→マカオの移動トリックを見破っちゃった時に「僕が言うんだから言うな!」と突然ブチ切れたりする幼稚な性格の悪役です。ラドクリフ君がやるとなんでもかわいく見えますね。

これを手に入れれば、ウォルターは誰にも知られることなく世界を掌握することができちゃいます。ホースメンが協力するはずが...

ってあれ? リーダーのアトラスが乗っちゃいましたよ!?
そんな、ホースメンは正義の味方のはずなのに...

これはもちろんフェイクで、アトラスはチップを手に入れ、裏からこっそり「アイ」に報告しようとしてたわけですね。

そのチップを手に入れるシーンは、おそらくこの映画のハイライト。
チップを一枚のトランプに貼り付け、それを華麗な手さばきでメンバー同士でパスし合い、タスキをつないでいく様子がお見事です。
もちろんCGが大部分ではあるのでしょうが。ここは素直に感動しておくのが吉なんだと思います。

なんとかチップを手に入れたアトラスは、「アイ」に指定された集合場所へと向かいます。
しかし、そこに現れたのは、なんとウォルター。なんで!?

アトラスが「アイ」だと思ってコンタクトを取っていたのは、実はウォルターだったのです!
なんでそんなことが可能だったかって? 上述しましたが、最序盤でアトラスは「アイ」の秘密の地下室に行ったんですが、その時、部屋の真ん中にある謎の装置の上に携帯電話を置いたんですよ。実は、なんとそれが...

「君が携帯電話を置いた場所は、なんと個人情報抽出マシーンだったのだ! 科学の勝利だ!」

...はい、みなさん、「せーの」でいきますよ。せーの、

なんじゃそりゃあ!!
あのねえ、まあマジックがフィクションっぽいのはギリギリいいんです。
物語ラストの大掛かりなトリックもありえねー要素満載な気はしましたがまあいいです。

途中からマカオに追っかけてきたディラン≒インクレディブル・ハルクなマーク・ラファロが披露する、マジックを駆使したド派手なアクションも、忙しすぎるカメラワークのせいで正直何やってるのか全然見えなかったっていうのも、いいと思うんです。

でもさあ、マジックに対抗するはずの、論理的で現実的じゃなきゃいけない科学の方がさらに非現実的な技ばかり使ってくるのはどうなんですかねえ。

個人情報を読み取りさえすれば、人間を勝手に飛行機に乗せてマカオに連れ出すとか、敵になりすましたりとか、スマホに入ってるレベルの情報でなんでも出来すぎじゃね? っていうのも逆に現実味がなかったです。
え、もしかしてスマホ盗まれたらマジでこのレベルの悪行を働かれたりしちゃうの?

映画やマジックの魔法にかけられて騙されるのは楽しいことなんですが、
作品の方から自分のアイデンティティというか、主張したいことを覆すことを次々にやられると、それはそれで騙されたー! ってなっちゃいますよね。

同じ単語でも、この2つの「騙された」の間には大きな違いがありますよ、っていうことで。



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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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