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ジェイソン・ボーン (Jason Bourne) ネタバレ控えめ感想 真実を、掴め。

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オススメ度 ★★★★



あらすじ


かつてCIAによる「トレッドストーン計画」で最強の暗殺者となったジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、幾多の戦いを乗り越えた今は、ファイトクラブなどで得た賞金を使ってひっそりと暮らしていた。

そんな彼の前に、CIAの同僚だったニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)が姿を現し、CIAの新情報長官ロバート・デューイ(トミー・リー・ジョーンズ)が世界中を監視・操作するための極秘計画を進行させていることを告げる。
そしてそこには、ボーンの知られざる過去にまつわる真実が隠されているということも。

ニッキーがこの情報を得るためにCIAにハッキングしたことから、ボーンの追跡が再び始まる。

CIAエージェントのヘザー・リー(アリシア・ヴィキャンデル)がその担務にあたり、ボーンvsCIAの対決が再び始まる...

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感想


今年の初め頃には、火星で一人ジャガイモを育てていたマット・デイモンが、下半期に突入した今、私たちの大好きな暗殺者となって帰ってきました!

世界中を席巻した「ボーン」シリーズの第4作目(「レガシー」はカウントしない方向で...)「ジェイソン・ボーン」は、かつてないほどのスピード感で贈るノンストップアクションムービー!
「ボーン・スプレマシー」以来シリーズの監督を務めてきたポール・グリーングラス監督が人間の動体視力の限界に挑む2時間。果たしてあなたは、その衝撃に耐えられるか!?

そもそも前作「アルティメイタム」ですべての記憶を取り戻したはずのジェイソン・ボーンにとって、もはや闘う理由なんてないはずなんですよ。それは以下のインタビューでマット・デイモンも言っている通りで...↓


↑45秒めあたりから

じゃあなんで続編なんて作ろうと思ったかというと、同インタビューの冒頭で彼も言っている通り、ファンに対するサービスの気持ちの方が強かったんだと思うんですよ。
今作が今まで以上にアクション方向に振り切っていたのはそれも一つの要因なんだと思うのですけれども。

物語は、砂漠でストリートファイトに臨むジェイソン・ボーンの姿からスタート。
程よく、いや、ほんとに微妙にですけど、お腹に乗った贅肉を微妙に落としきれてないところに、マット・デイモンもいい感じに年を取りつつあるんだなあと愛おしくなりますね。私、変態かな。

いやでも真面目な話、マット・デイモンは最近になって男前っぷりが5割り増しくらいになって、昔の可愛らしい顔立ちの頃より断然カッコよくなりましたよね。「うまく年をとる」ってこういうことを言うんだなあと。

最強の男ジェイソン・ボーンにかかればどんな屈強な男もワンパンですよ。自分の体もボロボロにしながら稼いだファイトマネーで細々と暮らしていた彼だったのですが...

そのつかの間の平穏は、とある事件をきっかけに崩壊することとなります。
何者かがレイキャビクにある施設から、CIAのコンピュータ回線にハッキング。極秘のデータを盗み出していきます。

ハッキングの主は、これまでのシリーズ全作にわたって皆勤賞。かつてCIAに勤め、過去にはボーンと恋人関係にあったという説もあるニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)

彼女はCIAが進めているという極秘の計画について、そしてボーンに関する衝撃の事実を手に、再びボーンの前に現れるのですが...

ハッキング施設には英語に紛れて日本人女性の声が聞こえるんですけど、この声がなんとも間抜けで面白かったですね。

ハッキングに気づいたCIAが施設への電力供給をカットした時には、「停電だよ〜 停電だって!」

ニッキーが施設の人間を殺して逃げ出すために銃を取り出した時には、
「銃持ってるぅ〜。」

のんきか!!
日本のオーディエンスの皆さん、ここは盛大な笑いどころですよ。

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ボーンはテロリストによって殺害された父の復讐のため、そして愛国心からCIAの最強暗殺者育成プログラムであるトレッドストーン計画に自ら志願した...っていうのがこれまでの結論だったはずなんですけど。

それ、なんと全部嘘。
実はボーンの父親が殺されたのには、CIAが裏で手を引いていた...っていう新たな事実が明らかになるんですね。

まあなんと後付けっぽい設定でしょう。でもしょうがない。多分ほんとに後付けだから。

その事実を知る人物は、CIAの新情報長官ロバート・デューイ(トミー・リー・ジョーンズ)
しかも彼は今ちょうど、世界的に有名なSNSを利用して、全人類の個人情報を得て世界を監視しようという恐ろしい計画を立てているというではありませんか。

つい最近じゃあ、あのYahoo!がFBIに顧客のeメール内容を提供するためのスパイソフトを作っていた
なんてとんでもないニュースもあったくらいですから、

今回のテーマのようにSNSがバックドアを作って、第三者に個人情報を提供しているなんていうことは冗談ではなく本当にあり得る問題かもしれないということですね。その辺りの嗅覚の鋭さは、さすがは実話に基づく話から世界の貧富の差の問題などに切り込んだ「キャプテン・フィリップス」を作ったポール・グリーングラス監督というべきでしょうか。

こうして、ニッキーがボーンに接触しているという情報を得て、再びボーン確保に向けて動きだすCIAと、
自分の過去についての真実を手に入れることと、ついでにデューイの危険な計画を阻止するためにCIAに接近しようと試みるボーンの戦いが再び始まったというわけですね。

今作でボーン捜索の中心人物に据えられるのは、スタンフォード大学卒、いかにも知的で冷静、判断力に満ちたCIAの若き新エース、ヘザー・リー。演じるのは、「リリーのすべて」でオスカー助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルです。

今一番売れてる女優の一人と言っても過言ではない彼女ですが、その実力と華やかさは相変わらず圧倒的。
最後の最後まで、彼女の腹の中がまあ読めない。今作、そして次回作があるならば、おそらくは最重要キャラとなってくるであろう彼女の魔性の魅力から目が離せません。

ボーンの敵役である、日本人はみんな大好きトミー・リー・ジョーンズの悪役っぷりもまた最高。
悪魔のような含み笑いには思わず背筋が凍ります。

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アクションシーンはのっけからフルスロットル。最初のアテネでの戦闘シーンからテンションマックスです。

暴力的な反政府デモが行われ、もはやカオス状態だったシンタグマ広場、CIAの追っ手から静かに逃げつつも激しく反撃し、ついにはバイクに乗って大爆走するボーンの姿に爽快感を感じずにはいられません。

今作の何が素晴らしいかって、そのカメラワークですよね。
撮影監督を務めたのは、「ハート・ロッカー」や「キャプテン・フィリップス」、今年だと「マネー・ショート」など、その刺激的すぎる撮影技術には惚れ惚れせずにいられないバリー・アクロイド氏

ほとんどがハンドカメラで、揺れに揺れる映像の中、情け容赦なく敵を蹴散らし、バイクで路地を疾走するボーンの姿は、時には残像レベルでしか見えないほどハイスピードで通り過ぎていきます。カット割りもめちゃめちゃ細かい。2秒に一回くらいはカメラが切り替わってたんじゃないですか、というくらい次々に画面が切り替わります。
正直、プロ野球選手並みの動体視力を持っていないとついていけないんじゃないかと思わされちゃうくらい。

でもだからこそ、暴徒化した民衆の姿、炎に燃える街の混乱の中を自分たちも一緒に歩いているかのような、
一歩でも道を踏み外せば、腕や足の一本なんて簡単に持って行かれてしまうかもしれないような、
自分もボーンたちとともに戦っているかのような錯覚に陥るほど、否応なしに画面上の世界に引き込まれてしまうんです。

手に汗握りながら、思わず「やりすぎっ!!」と叫びたくなってしまうほど激しい、クライマックスとなるベガスでのカーチェイス、そしてCIAが放つ最強の暗殺者との一騎打ちなど、とにかく最初から最後まで、見所に次ぐ見所に次ぐ見所の連続。

今回、プロットにあんまり中身がない? え、っていうかストーリーそのものが蛇足!?
そんなもん、わかってる! だからどうした!!

...なーんて言わんばかりにド派手なアクション、実力ある俳優たちによる演技バトル、そして他の映画では味わえない、私たちの動体視力の限界に挑戦を仕掛けてくる体験型の斬新なカメラワークがギュギュッと詰まった「ジェイソン・ボーン」は、エージェント映画の金字塔「ボーン」シリーズの集大成にふさわしい、「これぞエンタメ!」な最高のアクション作品に仕上がっているのでした。



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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

Comment

  • 2016/10/09 (Sun) 20:13
    # -
    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2016/10/09 (Sun) 22:39
    UC #- - URL
    Re: No title

    アクション映画マニアさん、コメントありがとうございます。
    ブログ拝見しました。作品ごとの特徴が箇条書きになっているのはとっても読みやすいですね。私もアクション映画マニアさんみたく、もっと読みやすいブログを目指さないと...

    リンク貼っておきました。お互いこれからもブログ頑張っていきましょう!

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