スター・トレック BEYOND (Star Trek Beyond) ネタバレあり感想

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オススメ度 ★★★



あらすじ


ジェームス・T・カーク船長(クリス・パイン)率いるエンタープライズ号は、宇宙の様々な星と友好関係を築くべく公開を続けている。

しかしそこに、暴徒に襲われたという宇宙人がやってきて仲間を助けてほしいと頼まれる。
目的を変えた彼らは、未踏の星に不時着した探査船を捜索することを決めたのだった。

すると、噂の異星人・クラール(イドリス・エルバ)が現れエンタープライズ号を襲撃。
カークたちは命からがら脱出するも、艦は墜落。謎の星に墜落し、クルーは散り散りになってしまう...

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感想


映画本編の感想に入る前に、まずは以下のニュースをご覧ください。

※シネマトゥデイ様へのリンクです↓
ゲイのキャラ登場で騒がれないような未来を…『スター・トレック』新監督の本意

もともと「スター・トレック」のシリーズは宇宙をテーマにしたSF映画の中でも、個性や人種におけるキャラの「多様性」を強く押し出している面が強かったと思います。
主人公は白人さんだけど、一番のバディは異星人だし、その恋人は黒人さんだったり、クルーの主要人物の中にはアジア人や様々な宇宙人が入り混じっていたり。

で、最新作ではアジア人クルーのヒカル・スールーにゲイという設定が加えられたことだったりに、もともとスールーを演じていて、本人もゲイのジョージ・タケイ氏が異論を唱えたりしたことからちょっとした物議を醸していたりしたわけですけれども。

でも、もう監督の言う通りだと思うんですよね。

例えば主人公がカトリックの白人男性で、ヒロインがイスラム教徒を信奉している黒人女性(例えば、ですよ)で、さらに仲間内にはバイセクシャルのアジア人とかがいたとして、

「別に何も気にならない」と誰もがお互いの違いを気にせずに観ることができるようになるのがあくまで理想であって、まあ今回はもしかしたら無理やりな気遣いに見えてしまって余計に波風たってしまったということなのかもしれませんが、

キャラの設定、とりわけ人種・宗教・性的嗜好なんかが大きな話題を呼ばなくなるくらい自然に受け入れられるようになったらいいですよね、と私は思うんですよ。

...っていうのが、もしかしたら今作「スター・トレック BEYOND」において大きな話題を呼んだ部分と言えるかもしれませんが、正直そういったキャラの設定についてあまり気にしたことがない私の目には、この映画はごく普通なSF映画というふうに映りました。

「普通」だと言葉が悪いでしょうか。正しくは「王道」と言うべきですかね。

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おなじみの主人公・ジェームス・T・カーク船長(クリス・パイン)率いるエンタープライズ号は、宇宙の様々な星と友好関係を築くため、今日も今日とて宇宙の旅を続けています。

相棒のスポック(ザカリー・クイント)や医師のレナード・"ボーンズ"・マッコイ(カール・アーバン)、エンジニアのモンゴメリー・"スコッティ"・スコット(サイモン・ペッグ)という個性豊かな仲間たちと協力し、宇宙の平和を目指していたのでした。

しかしそこに思わぬ事件が発生します。
エンタープライズ号に一人の宇宙人が来訪。彼女の話によると、彼女の星は謎の宇宙人・クラール(イドリス・エルバ)の一味に襲撃され、みんなクラールに捕らえられてしまったというのです。

それはいけないと進路変更し、彼女の言う場所へと助けに向かおうとするカーク船長たちですが、そこにタイミングを見計らったかのようにクラールたちが出現。まるで何者かの手引きでもあったかのように船を襲撃し、エンタープライズ号は陥落。スポックの彼女・ウフーラ(ゾーイ・サルダナ)らを含む船員たちは、みんなクラールに捕らわれてしまいます。

沈みゆくエンタープライズ号に残されたカーク船長、脱出ポットに乗っていたスポックとボーンズ、そして別の脱出ポットにいたスコッティはなんとかクラールの手から逃れましたが、とある星の別々の場所へ切り離されてしまいました。

分断されたクルーたちは、今まで以上に密なやり取りをしながら、捕らわれた仲間たちを助けるという一つの目的に向かってこんな人に立ち向かっていくわけです。

さあ、みなさんお待ちかね、キャラ萌えタイムスタートです!
スコッティと一緒に行動することになる現地人(ほんとに現地人かは劇場でお確かめを)・ジェイラー(ソフィア・ブテラ)の天然キャラも手伝って、ファンの方々にはたまらない世界がそこには広がっている、のだと思うのですが...

私がイマイチこの作品を「普通」と思ってしまったのには、ここに思いっきり感情を載せられなかったからだと思うんですよね。

っていうのも、多くの場合において、私はシリーズもののSF映画やスーパーヒーロー映画というのは、そもそも斬新な「何か」を探すより、シリーズを追い続けているファンが
「第1作目では『〜』なんて情けないこと言ってたのに、今はこんなに立派になって...」とか、
「今までの作品では誰々は誰々のことを少し疑うそぶりすら見せていたのに、今作での事件を乗り越えて、本当に信頼できる仲になったんだなあ...」みたいに、
新鮮さよりも、大好きなキャラを追い続けるためのフォーマットだと思っているんですね。

で、私みたいに一本の映画やシリーズにそれほど熱心になれなかったり、特にこの「スター・トレック」シリーズは「リブート版の映画シリーズは今のところ全部見てるけど、もはや誰が誰でどんな話だったかもあんまり覚えてないや」程度のファンの方からしたら失礼極まりない軽い感覚で観に行った立場からすると、話の展開とか映像に驚くポイントが、あんまりなかったんですよ。

どれも「どっかで見たことあるなあ」みたいな。いや、もちろんハリウッドのビッグバジェットな作品なだけあって、どの要素もよくできてはいるんですけど。

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今作の悪の親玉・クラールの目的は一つ。

カーク船長たちが属するヨークタウンが所有し、今はカーク船長の手にある古代兵器を手に入れ、ヨークタウンを滅ぼすと同時に、全宇宙を戦争で溢れさせること。彼は、人間の本質というのは「争うこと」にあると思っているんですね。つまり、宇宙の人々と友好関係を築き、戦争を無くすことを目標としているカーク船長たちの思想とは相反するものだというわけです。

なんでそんなことするのかって? 理由は彼が戦闘狂だから...で終わらせたいところですが、今はハリウッドでも、悪役にもそうなってしまった悲しい理由が必要です。

ここは物語のクライマックスで明らかになる部分ですので詳しくお話は出来ませんが、なんでこの原因があってそういう思想になってしまったのか、イマイチ飛躍しすぎで置いてけぼりをくらってしまった感も強かったですね。まあ、そこは深く考えるべきではないということでしょうか?

...って、なんかここまでネガティブな意見しか言ってないですね。
いやいや、もちろん素晴らしい点にも満ち溢れてますよ! とにかくキャラが個性的で、見ているだけで楽しくなってしまうのはシリーズ通しての魅力でしょう。

主人公・カーク船長を演じるクリス・パインは相変わらずの男前っぷり...というか、シリーズ始まってからしばらく年をとって、さらに男らしさに磨きがかかったんじゃないでしょうか?

その相棒・スポックさんも、相変わらずの堅物っぷりが冴えてるんですが、今作では! なんと!! ちょいワルな単語を使っちゃったりするんです!!! あのスポックが! ということで、ファンの方々にはたまらない萌えポイントなのでは。

でも、カーク船長とスポックは、なんだかお互いに話すべきことがあるみたい...? それは一体なんなんでしょう。
ファンならきっと知りたい答えが、そこにはあるはず! シリーズをずっと追っかけてるみなさんは、ぜひ劇場へ!



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