モンスターストライク The Movie はじまりの場所へ ネタバレちょっとあり感想

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オススメ度 ★★★



あらすじ


大人気ゲーム「モンスターストライク」で、人並み外れた才能を発揮する焔レン(坂本真綾)。彼は幼なじみでチームメイトである水澤葵(Lynn)若葉皆実(木村珠莉)、そして新しくチームに加わった影月明(河西健吾)とともに、大会に向けての練習に励んでいた。

しかしそこに、ゲノム(山寺宏一)という謎のモンスターが現れ、戦いの末に過去の世界へと逃げ込んでしまう。

それを追って過去の世界へと旅立った明だったが、そこでゲノムの恐ろしい計画に気づいてしまう...

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感想


今の時代のゲームは本当にすごい。何がすごいかって、1本のゲームだけで、一人のユーザーから数万円、いや人によっては数百万円ものお金を回収できてしまうんですから。

それを可能にしたのがスマホゲームですよね。
新キャラを手に入れるのにほぼ必須な「ガチャ」というシステムで、低確率でしか手に入らない強いキャラクターを手に入れるには何万円も課金しないといけない(あなたが超絶な強運の持ち主なら話は別ですが)。
スマホゲームが一本ヒットすれば一躍大企業の仲間入り...なんて夢のような話もよく耳にします。

今回まさかの映画化をみた「モンスターストライク」もそんなスマホゲームの一本。それもテレビアニメや、ニンテンドー3DSのゲームにまで波及するほどのメガヒットゲームがついに映画化というわけです。

なんとこの映画、公開初日を含む土日2日間の興行収入で1位を獲得する大ヒットとなっているんですが、それもそのはず。
映画を観た人々への「特典」として、初日2日間の間に来場した人々は、映画の登場キャラが出現する限定ガチャを10回(10連ガチャと呼ぶそうです)引くことができたんですね。

私のやっているゲーム(別ゲームですが)の基準で言えば、10連ガチャを引くためにはだいたい3,000円くらいの課金が必要なので、映画1本の鑑賞料金がおとな1,800円であることを考えるとなんとお得な!

つまり映画の内容なんて二の次、特典目当てにやってくる家族をカモにした映画なんでしょう...なんて疑念を抱きながら映画館に向かったところ、意外や意外。今作「はじまりの場所へ」は、ご家族で温かい気持ちで楽しめる、人と人とのふれあいに重きを置いた、優しくも楽しい映画となっておりました。

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とはいえ、ゲームもやったことないし、テレビアニメ版も見たことのない私にとって、ちょっとハードル高い...というか、そういう人が興味本位で観に行くような映画でないのも事実です。

物語はかっこいいモンスターたちが、森の中を飛び回りながら大迫力のバトルを繰り広げる描写からスタート。
きっとここからも、モンスターバトルを中心に話が展開していくのだろうなあ...と思いきや!

バトルの決着がついた途端、舞台は人間界へ戻ります。実はこのモンスターたちは人間の子どもたちの指示で動いていて、これは「モンスターストライク」というゲームだったというわけです。

いかにも主人公っぽい赤髪の男の子・焔レン(坂本真綾)くんは、幼なじみでチームメイト(らしい)の水澤葵(Lynn)若葉皆実(木村珠莉)と、新しくチームに加わった(らしい)影月明(河西健吾)とともに、大会に向けての練習に励んでいる...らしいんです。

実力はありそうな明くんですが、それでも子どもの頃からモンストに励んできたレンくんたちには負けてしまうし、実は最近チームを抜けた神倶土春馬(村中知)くんの代わりに入っただけに、自分の実力不足とチームメンバーとの隔たりを感じちゃってるらしいんですよ。

「らしい」をこんなに連発しちゃってるのは、劇中でキャラクターたちに対する説明が全く挟まれないからです。多分、アニメ版からの完全なる続き物になっているからでしょうか。

つまり「モンスト」は何をするゲームなのかという説明も全く挟まれません。せめてゲームだけでもやっていないと、モンストがどういう話なのかというのを理解できないまま、あっという間に映画が終わってしまいそう。
お子さんにねだられて一緒に観に行くご両親はともかく、「モンストが何かすら知らないけど、他に観てない映画がないのでこれを!」ッていう軽い気持ちで観に来ちゃった映画ファンの方は、開幕直後に後悔に襲われそうです。はい、私のことです。

そこに突然、知らないモンスターが現れて、なんだか戦いを挑んできます。
ゲノム(山寺宏一)というピエロのような姿をしたそのモンスターと戦うために、レンくんたちは手に持った、懐かしの「遊☆戯☆王」のデュエルディスクみたいな円盤の上でなんか弾いてモンスターたちを飛ばしてました。これがモンストの遊び方ということなんでしょうか。

ゲノムは過去の世界へ逃げ込んでしまうのですが、奴にはとんでもない目的があった、というのがこの映画の物語です。

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それを黙って見ていられなかった明くんはゲノムを追って過去の世界へ。
そこは、レンくんたちがまだ小学4年生だったころ。モンストがまだ開発中だった時代です。

ゲノムの目的は、その時代に開いていた魔界(?)のゲートから、最強のモンスターを呼び寄せて世界を崩壊へと導くこと。実にわかりやすい悪者でいいっ!!

しかし、それを命がけで食い止めているモンスターが一体。オルタナティブ・ドラゴンという超かっこいい巨大ドラゴンです。「オルタナティブ」ってことは本体的なのが他にいるのかな? この子がきっと、映画連動ガチャの目玉モンスターなのでしょう。

10連ガチャでもこの子を引けなかった子どもたちを何度も映画館へ来させるため、「オラゴン」と略称されるこの子を必要以上にかっこよく見せようという努力ばかりをしていなかったのは好意的に見ることができました。

あくまで物語の核となっているのは、レンくんたちが冒険を通して成長していく姿。

オラゴンと共にゲノムを食い止める方法を探すため、レンくんたちは島根県まで長い旅をすることになるのですが、父親のいなくなって以来「自分が強くならなくちゃ」と意地を張っていたレンくんが仲間たちを頼ることの大切さに気づいたり、「遠くにいても親子の絆は壊れない」というのを意外すぎる登場キャラクターたちを効果的に利用して描いていたりと、驚くようなところで涙をお誘われてしまうようなうまい演出も数知れず。

私のような何も知らない初心者はともかく、少しでも「モンスト」の世界に触れたことのある人ならば、より深く感動できること間違いなしのエピソードが満載の、冬休みに親子で見るのにピッタリなファミリー向け映画となっています。

そしてラストバトルでのオラゴンのかっこよさも必見! ゲームをインストールすらしていない私ですらガチャを弾きたくなってしまったくらい。でも、よいこのみんなはパパとママのお財布のことも考えてガチャに臨んでね!

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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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