【2016年 映画ベスト10】映画大豊作だった2016年のベスト10を選ぶ!!

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みなさんどうもこんにちは!
2016年も、もう大晦日ですよ。今年はいつも以上にあっという間に過ぎ去っていきませんでしたか?

えっ、なんでそう思うかって? それは...

2016年が、映画大豊作の年だったからですよっ!!

いや真面目な話、今年は面白い映画ばっかり観てたなあと。あたし、こんなに甘やかされちゃっていいのかしらと、そろそろなんらかの罰を受けた方がいいんじゃないかと思う時期もありました。

そしてその罰は、映画館に通いすぎた後の私の財布の中、ひいては預金通帳に訪れることになることに、年末まで気づくことはないのでした...

...ってこういうつまんない前置きはもういいんですよ!
今年映画館で観た、約160本くらいの映画の中から、悩みに悩んで選んだ珠玉の10本。先に言っておくと、どれも順位をつけるのが申し訳ないくらいの傑作ばかり! 見逃しちゃった奴があれば、ぜひお近くのT◯UTAYAかゲ◯へ走ってください!

では、早速参りましょう!




10位: ブルックリン (Brooklyn)




今年最もロマンチックで、逆に現実的でもあったラブロマンス映画。

アイルランドの田舎からニューヨークの大都会へ出て新たな生活を始めたものの、実家で母の面倒を見ていた姉が亡くなり、最初は応援してくれていた母からも「やっぱり帰ってきてほしいわあ...」とプレッシャーをかけられ、地元の起業家の男性と結婚するべきかしらと悩んだりする姿は、日本で普通な日々を過ごす私たちでも共感せずにはいられないのでは。




9位: アノマリサ (Anomalisa)




顔にはちょっと継接ぎが見えている(わざとです)人形たちが演じているのに、今年のどんな映画よりも人間くさく心に響いたヒューマンドラマ。

人生に空虚さを感じ、他の人間がすべて同じ声と顔を持っているようにしか見えなくなってしまった中年男性が、たった一人、違う顔をしているように見える女性と一晩の恋に落ち...というプロットは、いかに私たちが傲慢なのかという事実を容赦なく突きつけてくるとっても皮肉なもの。

だけど観終わった後には、近くに合うものに感謝していきたいと思わせてくれる温かさも。




8位: 海よりもまだ深く




子どもの頃に夢見た大人になれなかったみなさんへ。

...って、私も含めほとんどの人が、子どもの頃の夢になんてこれっぽっちも近づけていないんじゃないかなあとは思いますが(失礼)、それでも時は容赦なく流れていきます。どれだけ自分がやり直したいと思うことがあったって、人生は続きます。

でも、だからって人生はそう悪いものじゃないんだと、身近にあるものが与えてくれる小さな幸せがあれば、人生は輝くんだと教えてくれる、どこまでも辛辣で、だけど最高に優しいヒューマンドラマです。




7位: 永い言い訳




芸能界で不倫ブームが巻き起こった2016年を総括するのにぴったりなのが、「永い言い訳」。

男は無くしてからその大切さに気づく生き物です。目の前にある大切なものを愛せない生き物なんです。自分の手に届かなさそうなものは輝いて見えるのに、手に入った瞬間にその輝きは失われてしまう。

そんな自分に気づいた時、また一歩成長できる。大切だったはずの人を亡くしても悲しめない自分と葛藤し続けるモッくんの、強いように見えて、内面ではあまりに脆くて儚い中年男性の姿はあまりにも完璧でした。もしかしてこういう経験、なさったことあるんですか?




6位: スティーブ・ジョブズ (Steve Jobs)




現代人なら多くの人がお世話になっているであろうスティーブ・ジョブズさんですが、裏側では独裁者、人間的にはひどいやつだったというのも有名な話。

そんな彼の人間像に迫ったバイオグラフィである今作は、一般人が彼のことを目にすることのできた、今ではITに詳しくない人でもついつい気にしてしまうイベントとなっている、アップルの商品説明会の裏側から見つめるという斬新な手法を取った作品です。

同じくIT世代の偉人を描いた「ソーシャル・ネットワーク」を彷彿とさせるハイスピードな会話劇から浮かび上がってくるのは、誰よりも素直になれない普通の男性としてのジョブズの姿。ジェブズ役を務めたマイケル・ファスベンダーの演技は、冷たい言葉使いの底に見える温かさや寂しがり屋なジョブズの姿を完璧に演じきっていました。





5位: キャロル (Carol)




恋は頭でするものじゃなく、落ちるものなんだ!

...って恋愛経験が劇的に少ない私が言っても説得力の欠片もないですが、おそらくは数々の男性をモノにしてきた美人女優二人が、文字どおり恋に「落ちていく」様子を描いた作品。

1950年代、今以上に同性愛に不寛容だった世界で恋してしまった2人の女性が、立ちはだかる壁を乗り越えてでも、自分の気持ちに素直に生きることが大切なんだと力強く教えてくれる、今年一番美しく、最高に泥臭いラブロマンスです。





4位: この世界の片隅に




平穏に思える日常を描いた戦争映画が、ここまで心に突き刺さるとは。

「この世界の片隅に」は、戦時中、それも軍港で有名な広島は呉の街、見ず知らず(?)の人といきなり結婚することになったり、食料の配給も満足でないはずの時代を、一家を支える主婦として楽しもうと全力で生きた女性の姿を描いた、これまでにない戦争映画。

戦争に直接言ったわけでなくとも、誰もが当事者。だからこそ私たちにできる戦いとは、日々を明るく笑って生きること。
主人公・すずさんは子どもの頃から誰よりも世界を美しく見ることの出来る人物だったからこそ、後半で鋭い爪を立てて襲いかかってくる戦争の残酷さ、凄惨さが際立ってきます。

すずさんに命を吹き込んだ能年玲奈ちゃん改め「のん」ちゃんの生き生きとした演技が大きな感動を与えてくれるんです。
2016年一番胸に大きなもの...いや、もうそれ以外の言葉で表現できないですね。観るものすべての心に「何か」を残してくれる映画です。





3位: スポットライト 世紀のスクープ (Spotlight)




ジャーナリズムは恣意的に情報を操作したり、お金を払う人々に媚びた記事を書くために存在していると思わされてしまう瞬間があることだって否定できません。

でもこの「スポットライト」を観ていると、じゃあ彼らが記事にしなければ、隠された悪行を誰が表に出してくれるんでしょう。長い間、誰もが良くないと思っていることが横行しているのに、それを「記事にしない責任」というのはないと言えるんでしょうか。そんなことを考えさせられてしまうんです。

自分たちの立場とか、圧力とか、それに負けないためにジャーナリズムがあるんじゃないのか。民間人だって、戦う心があれば世界をより良い方向へ導くことができるんじゃないのか。
今年一番熱い気持ちにさせてくれる映画でした。オスカー作品賞受賞も大納得の一品です。





2位: ズートピア (Zootopia)




ディズニーは甘くロマンティックな夢の世界だけ描いてる、観るものに思考を放棄させる悪魔の集団だって思ってる方、いらっしゃいませんか?

みなさん、それは「偏見」というやつです。
っていうのを身をもって教えてくれるのが今作「ズートピア」。
様々な種族の共存する「楽園」でも、見た目の差や種族による特性から「誰々はこういう習性を持っているからこういう悪行を犯しても不思議じゃない」などという偏見は横行しているわけで。

それが私たちの生きる世界の写し鏡だという事実を容赦なく突きつけながら、それでも前に進んでいくすべはあるよと教えてくれるこの作品、もしかしてディズニーの最高傑作なんじゃないですか?




1位: 君の名は。




やっぱりこの映画になっちゃいますか。そうですか。そうですよね。

2016年最高にロマンチックなラブストーリーは、携帯電話が存在するようになってからほとんど存在しなくなった「すれ違い」をテーマにした、ミニマムで壮大な物語。

全国の若者たちを魅了しただけでなく、もはや社会現象となった映画なので面白さは私ごときが説明するまでもありませんね。

田舎の慣例や風習だったり、天災による被害からの立ち直りだったりと、現代的な社会風刺を挟みつつも、それを誰もが涙せずにはいられない極上のエンタメに昇華してしまったというのがまた恐ろしい。

だって主人公の2人は、スーパーパワーで彗星の落下を食い止めちゃうようなスーパーヒーローじゃなく、普通に新宿駅から総武線に乗ってでないと四ツ谷への移動すら難しい普通の高校生。そんな2人が、天に与えられた不思議な運命を全うしようと走って走って、お互いに「会う」という目的に向かってまた走る姿に、感動せずにいられるわけがないじゃないですか。

でもこんなにも大きな映画になってしまったのに、観るたび今でも「自分だけのために創られた映画なんだ」と大事にしたくなっちゃうのもまた不思議。でもだからこそここまでヒットしたのかな、とも思ってしまいます。

25歳にもなって、こんなにピュアで若々しいラブストーリーに涙できるなんて、そのことがすでに嬉しくてたまらない。この映画と出会えたことに感謝して、これからもう一回観てこようかな。
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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

Comment

  • 2017/01/01 (Sun) 14:06
    ようかん #- - URL
    No title

    明けましておめでとうございます。
    いつも当ブログへのご訪問やコメントを頂きまして、
    ありがとうございます!

    1位の『君の名は。』以外全然観れてないや!
    今年もよろしく!

  • 2017/01/02 (Mon) 00:25
    UC #- - URL
    Re: No title

    ようかんさん、あけましておめでとうございます! 昨年も見に来てくださってありがとうございました... 今年もよろしくお願いします!

    この記事でご紹介した映画のうち、外国映画はおそらく全部DVDが出てるはず! どれも最高に面白いので、ぜひレンタルビデオ屋さんで...

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