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トロールズ (Trolls ※日本未公開) ネタバレちょっとあり感想

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オススメ度 ★★★☆



あらすじ


トロールは、小さな体をいっぱいに使った歌と踊りを愛する、ハッピーな民族。

けれど彼らの楽しい生活を脅かす存在がいました。「幸せになる唯一の方法とは、トロールを食べることである」と信じる、バーゲンと呼ばれる巨人族です。

かつてトロールたちは一度バーゲンたちに捕まり食べられてしまいそうな危機に陥りましたが、勇敢な王様キング・ペッピー(ジェフリー・タンバー)の導きによって難を逃れます。

それから20年後。
ペッピーの娘・ポッピー(アナ・ケンドリック)が新たな長となり、ハッピーな生活を送っていたトロールたち。

ただ一人、街のはずれに暮らす変わり者ブランチ(ジャスティン・ティンバーレイク)を除いては...

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感想


ミニオンがかわいいかわいいとウケたんだから、こっちも日本でウケそうだなあ、って思ってたんですけどね。いわゆる「キモカワ」って言うんでしょうか。キモカワってなんだよっていつも思ってたのは多分私だけ。

テレビゲームをやる人だと、名前を聞くと体が大きくて鈍重そうだと思ってしまいそうな種族が主役の今作「トロールズ」ですが、

この映画に登場するトロールたちはみんな体がちっこくて、歌と踊りを愛し、軽やかな動きとカラフルな見た目で画面を明るく彩るのがお仕事です。

現代社会のようなストレスフルな労働もなし、毎日を歌って踊ってハッピーに暮らしているトロールたちですが、彼らを脅かす存在が一つ。そいつらの方こそが、他のいろんなところで言われている「トロール」に近いイメージの巨人族「バーゲン」です。

トロールたちとは対照的に、いつも暗い顔をして過ごしているバーゲンたち。彼らが楽しそうでないのには理由がありました。彼らは、「唯一の幸せとは、トロールを食べること」という言い伝えによって縛られているために、他のことに対して何の幸せも感じることができなくなっていたわけです。

だからこそ、バーゲンたちは幸せをつかもうと必死です。
長い間に一度訪れるバーゲンたちのお祭りの日、一度はバーゲンたちによって種族ごと捕らえられてしまったトロールたち。しかし、勇敢な王様キング・ペッピー(ジェフリー・タンバー)の活躍によって、何とか難を逃れることができました。

しかし、逆にせっかく捕まえたトロールたちを逃してしまったバーゲンたちは大変です。特にトロールを料理して提供する責任を負わされていたシェフ(クリスティーン・バランスキー)は、国を追われるほどの重い罰を課せられてしまいました。

時は流れて20年後...

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キング・ペッピーも歳をとり、世代交代の時がやってきます。
ペッピーの娘・ポッピー(アナ・ケンドリック)が新たな長となったトロールたち。平和な時代だけを経験してきたポッピーは、歌と踊りで幸せに暮らすことこそがトロールたちの使命なのだと理解し、平和な日々を謳歌していました。

歌と踊りが大好きなトロールたちなので、当然のごとくこの映画も半ミュージカル調です。そして劇中で使われている音楽こそが、この映画の魅力の8割を占めていると言ってしまっても過言ではありません。

まずはトロールたちの明るく賑やかな暮らしを表現すべく披露される"Move Your Feet / D.A.N.C.E. / It's a Sunshine Day" という3曲のマッシュアップ曲からとにかく最高。

It's a Sunshine Dayはすっごく昔のテレビ番組からの引用だからともかくとして、他の2曲はよく見つけてきたなあと。だって元が子供たちがテレビやラジオから流れてるのをなんとなく聞いたことがあるような有名な曲でなく、もっと尖ったゴリゴリのダンスミュージックですからね。原曲もそれぞれ超かっこいいのでぜひYouTubeなんかで聴いてみて頂きたいところですが。それらを集めて、ティーンもノリノリで聴けて、なおかつどこかできいたことのあるような錯覚に陥りそうな耳なじみの良い音楽に仕上げてしまっているのはさすがとしか言いようがありません。

今作の音楽プロデューサー、かなりセンスいい人なんじゃないの!? と思いきやそれもそのはず。
なんと、今作で主演を務めている、ジャスティン・ティンバーレイク様が楽曲の総監督をしているんです!!

ご存知もしくは名前は聞いたことあるよ、って方も多いと思いますが、'90年代のアイドルグループ「イン・シンク」のセンターとして活躍、グループ解散後はソロに転向してメガヒット連発、有名音楽雑誌やグラミー賞のベストでは常連さんなくらいに高い評価を受けている彼だからこそのセンスが光る音楽がずらりと並んでいるので、その楽曲たちに合わせてドリームワークス自慢のハイクオリティなアニメが所狭しと動き回る...

ああ、もう目福耳福ってやつじゃないですか! もうこれだけでも観る価値がありまくりってやつですね!

もう一人の主演、アナ・ケンドリックはいつも通り歌って演技できるマルチな女優さんとしての才能を遺憾なく発揮しています。さすがはミュージカル出身の女優さん。

以下にリンクを貼った"Get Back Again"はポップミュージックとしてヒットしそうなポテンシャルを持ちながら、アナ・ケンドリックが強弱をつけたり、映像に合わせて巧みに声を変えたりしているおかげでうまくミュージカル調に仕上がっていて、とにかくそのバランスが抜群です。


↑ちなみにこの楽曲を作詞・作曲したのは、「ラ・ラ・ランド」でもほとんどの楽曲で作詞を手がけたパセック&ポールだったりします。

それ以外にも、劇中ではシンディ・ローパーの"True Colors"のカバーや、今大人気のAriana Grandeが新曲を披露していたり、ジャスティン・ティンバーレイクが歌うオリジナル曲"Can't Stop the Feeling!"は世界中で大ヒット曲となりましたし、さらにエンディング曲には名曲"September"のカバーも収録されていたりと、音楽ファンには話題が盛りだくさん!

ただこういう風に音楽を売りにし、特にカバー曲が多く含まれる外国映画を観ていつも思うのは、日本人だと出てくる楽曲がほとんどわからないし、テンポも違ったりするのでノレなくて楽しくないと感じる人も多いだろうなあ、ということですね。

例えば同じくアナ・ケンドリック主演で、アメリカでは想像以上のメガヒットを飛ばし、なんと3部作になってしまった「ピッチ・パーフェクト」も日本公開がかなり遅れたし、今作もアメリカでは大ヒットしたけど日本では公開の予定も立っていないですしね。3月17日に公開されるアニメ映画「シング!」も同じような感じだと思うので不安ばかりが頭をよぎります。

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...ってここまで劇中音楽の話しかしていないですね。実際プロット部分はどうなのよ、というのが一番気になるところだと思うのですが、正直プロットにはあまり目新しいところはありません。

最初は性格が真逆、仲の悪いような男女が、冒険を通してお互いの良さを理解して変わっていく...という王道なストーリーなんですが、「幸せとはただ一つ決められた、〜を達成することだ!」とまるで洗脳されているかのような今を生きる私たちに対して、幸せはもっと近くに、視点を変えれば既に手に入っているものかもしれないよ、という優しいメッセージは、子どもたち以上に映画を一緒に観るお父さん、お母さんの方に刺さるかもしれません。

そしてその身近な幸せに気づいていく役を、トロールの側ではなく、バーゲンの中でも地味で虐げられていた女の子・ブリジットの視点で描いていくのがまた感動的です。今の生活に明るい未来を見いだせなくても絶望することなんてなくって、自分の意識次第でチャンスはいくらでも回ってくると教えてくれているようですね。

なかなかに面白い映画だと思うのですが、日本では公開の目処が立っていないのが残念。「ヒックとドラゴン」のように、もしもDVDスルーでも観るチャンスを得られるのであれば、音楽ファンならば特に観ていただきたい作品です。

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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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