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テッド 2 (Ted 2) 感想

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オススメ度: ★★☆

あらすじ:

世界でたった一人、命が吹き込まれたテディベア・テッド(セス・マクファーレン)は、ついに恋人のタミ・リン(ジェシカ・バース)と結婚を果たす。

しかしそのわずか1年後、つまらないことで毎日ケンカばかりの2人の結婚生活はすでに崩壊寸前。
状況を打開すべく、テッドはタミ・リンとの間に子どもを儲けることを決める。

テディベアの体ゆえ子作りができないテッドは、子どもの頃からの親友であるジョン(マーク・ウォールバーグ)に精子の提供を求める。
精子を入手したテッドたちだったが、なんとタミ・リンは長年のドラッグ乱用の影響で子どもの産めない体になってしまっていた。

そこで今度は、養子を取ろうと動き出すテッドとタミ・リン。
だがそこで返ってきたのは、親となる存在のテッドが人間とは認められないために、養子を取ることは不可能だ、という信じられない答えだった...

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世界を騒がせたおっさんテディベア、再び。

かわいいテディベアが信じられないほどお下劣な下ネタを言う。たったそれだけで世界中を笑いの渦に巻き込んだ「テッド」の続編にあたる今作は、その幼稚さとくだらなさに磨きをかけた、(観る人によっては)極上のコメディに仕上がっています。

私が「観る人によっては」とつけたのには理由があります。
あなたはイタズラって好きですか?

例えば海に行って、みんなで誰かのお気に入りの洋服を海に投げ込んでダメにしてみたり。
例えば友人の車に生卵をぶつけたり落書きしたりして、お金を出して洗車しないと直せないレベルのイタズラをしてみたり。

上記の例は私が大学にいた頃に部活内で横行していた(車持ってなくてマジでよかったです)イタズラですが、一定数いるんですよね。いい歳して、こういうおふざけの限度を超えたイタズラをゲタゲタ笑いながら楽しむ人。

「テッド2」の笑いは大体がそんな感じです。
もう40近いおっさんたちが、マリファナでハイになりながら、毎日家の近くをジョギングしている人たちにリンゴをぶつける。アニメ好きのオタクの祭典に乗り込んだガタイのいいおっさんたちが、オタクたちに暴力を振るって「最高だぜ」と笑う。

現実の生活の中でそういう光景を見て、「なんてガキっぽい」とか「くだらない」みたいに冷めた目線で見てしまう人には、はっきり言ってこの映画は向いてないです。
いい歳して公共の場での口のきき方も知らない、痛々しいおっさんたちがくだらないイタズラをしてバカみたいに喜んでいる。
R15指定なのだから大人が観に来ることを第一として想定された映画のはずなのに、映画内での登場人物たちの行動が明らかに大人のそれではないあたりに違和感を覚えてしまう人は、観ることをやめておいたほうが良いかと思います。

かくいう私も、そういうイタズラを側から見ていると若干の嫌悪感を抱いてしまう人間、だったんですが...

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なんだかんだ言っても、やっぱり人間たるもの下ネタには抗えないものですね。
こういうのこそ先にネタバレしてしまうのは避けたいので多くは語れませんが、個人的に面白かったのは、何を検索しても"Did you mean 'black cock?'"と出てくるGoogle画面、それと"Where is the non-jerk-off bathroom?"のくだりでした。意味は映画を観てのお楽しみ、ということで。

こんなキレの良い下ネタを次から次へと出してこられたら、いくらなんでもお手上げです。もう笑うしかないじゃないですか。まったく、ずるいんだから。

そして、そんなくだらなさすぎる話をラストにかけて「いい話」へと持って行こうとする強引な話の進め方は、もはやセス・マクファーレン監督のお家芸と言ってもいいでしょう。

テッドが養子を持てない→それはテッドが法的に人間とは認められないからだ→これって過去の奴隷問題と一緒ですよね!? 誰にでも基本的な人権は与えられるべきだ!...っていうのが今作のおおまかな話の流れなんですが、いやいや、まさかそんな壮大なテーマをぶち込んでくるとは思いもよりませんでしたわ。

とにかくセス・マクファーレン監督は、映画を作るときには①社会的メッセージ ②ラブストーリー ③歌 を入れればそれっぽくなると思っているらしく、特に②と③についてはかなり無理矢理ねじ込んできた感が強い話の流れになってしまっていて、そのせいで中盤はかなりグダグダになります。はっきり言って眠かった。

特に新キャラ・サマンサ(アマンダ・セイフライド)が途中突然ギターを持って歌いだすシーン。あれ必要ですか?
あのメロウなメロディの歌の最中に、中途半端に笑いを誘おうとアメリカ本土の森の中にいるはずのないロブスターやらペンギンやらを登場させた演出には、感動的なラブストーリーに持って行きたいのか、あくまで笑いを追求したコメディに振り切りたいのか監督自身分からなくなってしまっているのがはっきりと見て取れます。

ふざけるなら最後までとことんふざける。感動的にしたいなら、それまでのおふざけを全て一気に振り切ってでも泣かせる。それくらいの思い切りの良さが見たかったですね。

...と色々ごちゃごちゃ言ってきましたが、それでもこの映画がそこそこ楽しく観られるのは、上述の下ネタのキレっぷりと、そしてかなり強引とはいえ、涙あり笑いありの、いかにもアメリカンなハッピーエンドの爽快感があってこそ。
鑑賞後の後を引かないスッキリ加減は随一で、この辺りにはこれまで数々のテレビ作品を作ってきたマクファーレン監督の熟練の技を感じられるところです。

皆さんも、とにかく難しいことは考えず、ただただ襲ってくる笑いの洪水に身を任せ、日々のストレスを解き放ってみてはいかがでしょう?

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Theme: 映画感想 - Genre: 映画

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